経済産業省が主催する最先端モビリティの事業者マッチング
最近、経済産業省 関東経済産業局が、地域の課題を解決するための最先端モビリティ分野における事業者マッチングイベント「e-JAMP CONNECTION」を開始しました。このイベントは、自動車産業の大手から中小企業、さらには異業種のベンチャー企業まで、さまざまな企業が集う場を提供し、相互の連携を図ることを目的としています。
参加対象者とテーマ
本イベントは、モビリティの領域での連携に関心のあるすべての企業が参加でき、対象には自動車メーカーや部品メーカー、通信業者、保険会社、不動産会社、さらに大学や研究機関、地方公共団体など広範囲にわたります。
特に重点が置かれているテーマは以下の三つです:
1. 車内空間の新しい過ごし方
2. 新たな自動車保険・補償
3. アフターサービス
各テーマに基づいた商談も用意されており、企業間で直接的な連携の可能性を探る場となっています。参加費は無料で、関心のある方は誰でも参加できます。
登壇企業の取り組み
このイベントでは、複数の企業がそれぞれの取り組みを紹介しました。たとえば、
株式会社コアは「においセンシング」を活用して車内空間をより快適にする提案を行っています。カーシェアリング関連企業や自動車保険業界と連携したいという意向を表明しています。
また、
エスディーテック株式会社は、デザインエンジニアリングを通じて利用時のユーザー体験を向上させたいと考えています。自動車業界に限らず、不動産や鉄道業界との協力も視野に入れており、多様な業態との連携を歓迎しています。
新しい保険・補償とサイバーセキュリティ
自動車保険の分野では、
株式会社ALBERTが新しい保険商品を提案し、同業界とのさらなる連携を追求しています。また、
合同会社WHITE MOTIONは、法規制に対応した自動車のサイバーセキュリティ統合プラットフォームを紹介し、データを活用した新たなサービス創出に取り組んでいます。
アフターサービスへの取り組み
アフターサービスの分野では、
Hmcomm株式会社がAIを利用して音声認識に基づく異常検知技術を開発しています。こちらも新たな連携の可能性を模索しています。さらに、
株式会社アドバンスト・メディアはAI音声認識技術を駆使し、営業スキル向上を目的とした取り組みを行い、自動車業界全体との関係を強化したいと考えています。
商談の機会を活用する
商談に興味のある方は、指定された動画を視聴した後、商談申込書を提出することで、個別の商談を希望することが可能です。申込書は簡単にダウンロードでき、メールで送付できますので、参加希望者はぜひこの機会を活用してください。
このように「e-JAMP CONNECTION」は、異業種を超えたイノベーションのサポートを目指し、モビリティ分野の発展に寄与する重要な場となるでしょう。関心のある方々は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。情報の詳細は以下のオフィシャルページを参照してください。
オフィシャルページ
お問い合わせは、みずほ情報総研株式会社の事務局まで。電話やメールでの連絡も可能です。