株式会社フォーバルが福岡市でDX普及を強化
株式会社フォーバルは、福岡市が実施する「DX普及促進事業業務」を受託しました。これは、地域経済の活性化とデジタル化を目指すもので、フォーバルを含むコンソーシアムが提案競技で最優秀提案を獲得し、事業を展開することになりました。
事業の背景と目的
福岡市が進めるこの事業は、地域内での介護事業所に焦点を当て、DX(デジタルトランスフォーメーション)の普及を促進するために設計されています。フォーバル、合同会社オートケア、株式会社さわやか倶楽部の3社が協力し、効果的な支援を行っていきます。フォーバルは、IT関連業務のサポートや業務改善のノウハウを生かして、地域の企業が抱える課題解決に寄与し、持続可能な経営基盤を構築していく方針です。
具体的な取り組み内容
このプロジェクトでは、以下のような施策が実施されます。
1. カスタマーコミュニケーションセンター(CCC)の提供
フォーバルが提供するCCCは、毎月約20,000件の問い合わせに対応しています。IT機器に関するトラブルや操作方法についてのサポートを行い、約80%という高いリモート対応率で解決に導いています。このセンターは地域事業者のIT環境を支える重要な機能を果たします。
2. IT機器の見える化と健康診断システムの提供
先着50社限定で提供される「アイコンカルテ」は、PCや周辺機器の状態を自動で記録し、一元管理するシステムです。OSの更新期限やウイルス対策の期限など、重要な情報を事前に通知し、トラブルを未然に防ぐサポートを行います。使いやすさにこだわった設計により、ITに不慣れな方でもスムーズに導入できるのが特徴です。
フォーバルの企業理念とESG経営
フォーバルは「新しいあたりまえで新しい世界を創る」という理念のもと、ESG(環境・社会・ガバナンス)経営を重視しています。この企業は、中小企業をサポートするために、情報通信や環境、人材教育に特化したコンサルティングサービスを提供しています。また、政府が推進する4つの原動力に基づき、地域経済の発展に貢献する「F-Japan」構想を推進しています。
事業の意義と期待される成果
今回の取り組みにより、地域の事業者はIT環境を整え、業務の効率化が図られることで、福岡市のDX推進に貢献することが期待されています。フォーバルが提供するサポートを通じて、地域経済がより活性化し、持続可能な成長が見込まれます。
会社概要
- - 会社名: 株式会社フォーバル
- - 代表者: 代表取締役社長 中島 將典
- - 設立: 1980年(昭和55年)9月18日
- - 所在地: 東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号青山オーバルビル14階
詳細な情報や最新の活動については、フォーバルの公式ホームページをご確認ください。