CX向上の新時代
2024-10-30 15:21:17

エクレクトとエーアイスクエア、Zendeskとの連携でCX向上を目指す

エクレクトとエーアイスクエアが切り拓くCXの未来



概要


エクレクト株式会社(東京都世田谷区)とエーアイスクエア(東京都港区)が提携し、CXプラットフォーム「Zendesk」と生成要約サービス「QuickSummary2.0」の連携を発表しました。このコラボは、コンタクトセンターにおける顧客体験(CX)の質を向上させるための重要なステップとなります。

「QuickSummary2.0」と「Zendesk」のシームレスな連携


新たに開発されたアプリにより、Zendeskのチケット管理画面上に導入される「要約ボタン」をクリックするだけで、会話の自動要約が瞬時に得られる便利な機能が提供されます。このプロセスは、オペレータが別のウィンドウに切り替えることなく行えるため、効率的な応対履歴の作成を促進します。
従来の業務フローでは、顧客対応後に手動で要約を行う必要があったため、時間がかかっていましたが、このシステムによりその負担が大幅に軽減される予定です。

コンタクトセンターが抱える課題


近年、コンタクトセンター業界は人口減少と労働力不足という二重の課題に直面しています。さらに、顧客数の増加や問い合わせチャネルの多様化により、応対の質を維持することが難しくなっています。離職率の上昇も懸念されており、業務の効率化と生産性向上が求められる状況です。

これらのニーズを背景に、AI技術や業務効率化ツールの開発が進められています。特に、オペレータ業務を支援する新たなサービスへの期待が高まっており、効率的な顧客対応が求められています。

連携の狙い


エクレクトは、CXプラットフォームの提供を通じて業務の効率化を図り、顧客満足度の向上に貢献しています。一方で、エーアイスクエアは生成AIを駆使した「QuickSummary2.0」により、後処理業務の時間を削減し、オペレータの負担を軽減するサービスを提供しています。

この連携によって、コンタクトセンター業界に新たな価値が生まれることが期待されており、両社は業界の生産性向上と顧客満足度の改善を目指しています。さらに、今後の機能拡張や新サービスの開発にも注力していく方針です。

Zendeskとは


「Zendesk」は、企業が顧客対応を効率的に行うためのクラウドベースのCXプラットフォームです。問い合わせ管理やFAQ、チャットボット機能が統合されており、あらゆる顧客接点を一元管理することができます。これにより、企業の顧客満足度を向上させるための強力なツールとして、多くの企業に利用されています。
公式サイト: Zendesk

QuickSummary2.0の特徴


「QuickSummary2.0」はエーアイスクエアが開発した、コンタクトセンター向けの生成要約サービスです。主な機能には以下のものがあります。

  • - 前処理機能: 重要度の判定や個人情報の自動クレンジングを行い、安全に利用できるようにします。
  • - 生成AIモデル選択機能: 利用環境に応じて最適な生成AIモデルを選ぶことができます。
  • - プロンプト選択機能: 業務や目的に応じて複数のプロンプトから最適なものを選べます。

まとめ


エクレクトとエーアイスクエアの連携による「QuickSummary2.0」と「Zendesk」の統合は、コンタクトセンターの更なる進化を促進する画期的な施策です。これにより業務の効率化が図られ、企業は顧客満足度の向上を実現することが期待されます。両社の今後の取り組みにも注目が集まっています。


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会社情報

会社名
株式会社エクレクト
住所
東京都世田谷区北沢2−36−9ベル下北沢3F
電話番号
03-6407-0706

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