環境改善資材が国土交通省の承認を取得し導入が加速！

環境改善資材「ECOSAS」が国土交通省の型式承認を取得

ASPiA JAPAN株式会社が開発した環境改善資材である「ECOSASクリーン」と「ECOSASファイバー」が、国土交通省から型式承認を受けたことが発表されました。この承認は、製品の性能と安全性が厳格な基準を満たしていることを証明するものであり、公共・民間の幅広い分野での導入が期待されています。

型式承認とは？

型式承認は、国土交通省が定めた性能および安全基準をクリアした製品に与えられる正式な認証です。これにより、ECOSAS製品は信頼性の高い環境資材としての地位を確立しました。特に油吸着材としての「ECOSASファイバー」と、水質改善を目的とした「ECOSASクリーン」は、多様な業種での応用が考えられています。

各種製品の特性

「ECOSASクリーン」

- 用途: 厨房や工場からの排水に含まれる油分や浮遊物の効率的な除去
- 特徴: 高い油吸着能力を持ち、排水基準に適合しながら悪臭の低減も実現。

「ECOSASファイバー」

- 用途: 工場、港湾、船舶などでの油流出対策
- 特徴: 軽量で高い吸着力を持ち、繰り返し使用することが可能。使用後はリサイクルされ、資源として再利用される。

環境への配慮

ASPiA JAPANは、従来は産業廃棄物であった油吸着材を有価買取し資源化する仕組みを構築しています。この取り組みは、環境への配慮および経済的なメリットを両立させており、ますます多くの企業が関心を寄せています。

受賞歴と今後の展望

2024年には環境省と農林水産省が後援した『第33回食品安全安心・環境貢献賞』を受賞しており、これもまたECOSASが持つ価値と影響力を証明しています。国土交通省の型式承認取得により、官公庁、自治体、インフラ事業者との商談が増え、飲食業界や製造業界でも採用が進むと期待されています。

代表取締役のコメント

代表取締役の笹原憲久氏は、型式承認取得について「現場で本当に役立つ環境資材を届けたいという理念が、国の基準によって認められたことは、非常に喜ばしい」と語りました。今後、ASPiA JAPANは、より多くの現場での活用を目指し、環境負荷の軽減や安全な作業環境の実現に貢献していく考えです。また、国内外におけるパートナー企業や自治体との連携を強化し、持続可能な社会に向けた製品開発を進める意向を示しています。