社会と環境に寄り添うエシカルブランド「LIB」が始動！

2025年7月、株式会社ボーダレス・ジャパンが発表した新ブランド「LIB（リブ）」は、エシカル消費を日常的に取り入れることを目的としたシンプルでありながら美しい理念を表現しています。これまで「ビジネスレザーファクトリー」として知られていたこのブランドは、バングラデシュでの楽に雇用を生むことを目指し、本革製品の製造と販売を行ってきました。新たなブランド名の「LIB」は、「Life Is Borderless」の略で、なんとも人間らしい、また温かいメッセージを秘めています。

ブランド名変更の背景

「LIB」という名称の背景には、これまでの活動に基づく理念の深化があります。2014年の設立以来、ボーダレス・ジャパンはシングルマザーや障がい者を支援し、1,000名以上の雇用を創出してきました。顧客数は2025年6月時点で170万人を超え、全国に19店舗とECサイトを通じて多くの人々に支持されています。

しかし最近、消費者の間で「社会性」や「環境配慮」の意識が高まり、「選ぶこと自体が社会貢献になる」という認識が広まっています。この風潮を受けて、以前の名前から新しいブランド名への変更が決断されました。新しい名称と共に、エシカルで愛される商品を提供し、選択肢の一つとして他ならぬ「LIB」が選ばれるよう目指す意気込みを感じます。

LIBの理念とプロダクト

LIBは、以下の4つの視点に基づくものづくりを追求しています。

1. 長く使える製品の提供：LIBのアイテムは、リペアが可能な設計で、持続可能な使用を促します。壊れてしまった場合でも、店舗で簡単に修理ができる仕組みを設け、これこそが循環型社会の実現につながるものと考えています。

2. 誠実なものづくり：バングラデシュの自社工場では、シングルマザーや障がい者を優先的に雇用し、技術を学ぶ機会を提供。安定した職場環境を通じて、彼らの生活の向上を図っています。

3. 環境への配慮：ライフサイクル全体を見つめ、素材選びから製造・流通に至るまで、無駄を省いた循環型のものづくりを実施。廃棄を最小限に抑える努力がなされています。

4. 心地よさの追求：使いやすさだけでなく、消費の選択が誰かのしあわせにつながっているという感覚を通じて、日常の豊かさを設計しています。

これらの理念を基に、LIBはレザーアイテムからアパレルや食品にまで、新たな挑戦を予定しています。