子ども達の未来を支えるNPOが始動
兵庫県明石市を拠点に活動する認定NPO法人兵庫子ども支援団体は、子ども達とその家庭とのつながりを大切にした取り組みを進めています。地域で笑顔にあふれ、夢が実現できる社会を目指し、学習支援や居場所作り、体験活動に力を入れています。近年、子ども達を取り巻く環境は厳しいものとなっており、自殺や不登校といった深刻な問題に直面しています。そこで、新たな仲間を求め、マンスリーファンディングをスタートすることとなりました。
明石市での活動の歴史
兵庫子ども支援団体は、2013年に設立され、子どもが笑って過ごせる地域を目指して活動を続けて12年が経過しました。これまでに約60名のマンスリーサポーターやボランティア、そして県内企業からの支援を受けてきました。学習支援や居場所提供などの事業を展開し、地域の子ども達を支えるために尽力してきました。
課題とその解決に向けて
当法人は、設立以来、経済的に困難な状況にある家庭に対しても支援を行っています。しかし、近年の統計によると不登校の児童生徒数は増加傾向にあり、子どもの自死も過去最多を記録しています。このように、子ども達を取り巻く環境や課題はますます深刻化しています。そのため、さらなるアプローチが必要です。
活動の拡大を目指す
これまで明石市を中心に活動してきた兵庫子ども支援団体ですが、今後は兵庫県全域への活動範囲を広げたいと考えています。特に、阪神地域外では学習支援や居場所づくりが不足している状況にあり、子ども食堂などの活動も少ないことが問題です。子ども達が安心して過ごせる場所を確保し、信頼できる関係を築くことが重要だと考えています。
新たな仲間を募集中
現在の活動は、約60名のサポーターの支えを受けて行われています。しかし、さらなる活動実施には40名の新規マンスリーサポーターの確保が必要です。開催期間は2025年の6月30日までです。この支援によって、明石市から広がる活動が可能になり、多くの地域で子ども達の未来を支えることができるでしょう。
これからの展望
兵庫子ども支援団体は、NPO法人としての特性上、すぐに成果が出るわけではありません。長期的な取り組みを通じて少しずつ成果を上げていくために、資金調達の重要性が増しています。新しい仲間の支援を得て、明石から始まったこの活動を広め、地域の子ども達が健全に育つ環境を整えていく所存です。
認定特定非営利活動法人兵庫子ども支援団体について
この法人は、2013年11月に設立され、2017年にNPO法人として認証を受け、2023年2月には認定NPO法人となりました。学習支援や居場所づくり、体験活動など、さまざまな事業を通じて地域の子ども達を支えています。幅広い活動が評価され、多くの賞も受賞しています。地域社会の若者が誇れるような活動の場として、今後も進化し続けることを目指しています。
公式ウェブサイトでは、マンスリーサポーターの募集情報や活動の詳細が掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。