ごみ拾いスポーツ『スポGOMI』広島大会で優勝!チームアクアシステムが全国大会へ!
広島市で開催されたごみ拾いスポーツ『スポGOMI ワールドカップ 2025 広島STAGE』で、ごみ回収会社の同僚で結成された「チームアクアシステム」が優勝を果たしました。
この大会は、日本財団が企画・統括・支援し、一般社団法人ソーシャルスポーツイニシアチブが開催運営するもので、2024年11月9日(土)に袋町公園にて開催されました。
28チーム84人が参加し、制限時間60分の中で、指定エリア内のごみを拾い、その量と種類に応じてポイントを競いました。
チームアクアシステムは、作戦通りポイントの高い「たばこ」を重点的に拾い集め、見事優勝を勝ち取りました。
優勝チームの代表者は、「少しでも県外や海外の方にキレイな街を見てほしいという思いを胸に、広島の中心部である広島市内を綺麗にできてとても嬉しかったです。全国大会でも優勝できるように頑張ります。」とコメントしました。
広島の街のごみ問題、参加者たちの意識を変える
大会が行われた袋町公園周辺は、市内中心部であり、飲食店やショッピングセンターも多く、観光客も多く訪れるエリアです。一方で、ごみの現状に危機感を覚える参加者もいました。
「観光客で広島に訪れる人に綺麗な街と思ってほしい」「普段から過ごしている街にこんなにもごみが落ちているとは思わなかった。街から海へ流れ出るごみを防ぐことが大切だと思った」
このように、参加者たちは、スポGOMIワールドカップを通して、海洋ごみ問題について考えるきっかけを得たようです。
スポGOMIとは?
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略称で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で、決められたエリア内のごみを拾い、その量と種類に応じてポイントを競う、日本発祥のスポーツです。
スポGOMI ワールドカップ 2025は、スポGOMIの国際的な普及を促進し、海洋ごみの削減活動を世界的に広げることを目的としています。
チームアクアシステムの挑戦は続く
チームアクアシステムは、今回の優勝により、2025年9月(予定)に東京都内で開催される「スポGOMI ワールドカップ 2025 日本 STAGE」への出場権を獲得しました。
その後、世界30カ国(予定)の代表チームが集う「スポGOMI ワールドカップ 2025」への出場を目指します。
チームアクアシステムは、今後も広島の街を綺麗にするため、そして海へのごみ流出を防ぐため、活動を続けていくことを誓いました。
スポGOMIへの参加を検討してみませんか?
スポGOMIは、年齢や体力に関係なく誰でも参加できるスポーツです。ごみ拾いを通して、環境問題について考えるきっかけになるだけでなく、仲間と協力して目標達成する喜びも味わえます。
ぜひ、あなたもスポGOMIに参加して、街を綺麗にしてみませんか?