紅麹と行政文書
2026-07-17 08:50:49

紅麹と青カビ問題の行政文書公開請求の経緯と現状

紅麹と青カビ問題の概要



最近、紅麹に関する問題が広く報道されています。その発端は、厚生労働省が「プベルル酸」を原因物質として位置付けているという情報が錯誤されている点にあります。岡山県に本拠を置く株式会社薫製倶楽部の代表、薬剤師の森雅昭氏は、令和8年3月20日付けで厚生労働省に対し、過去の紅麹に関する文書の公開を請求しました。この請求の背景には、厚生労働省が「プベルル酸」を原因物質として位置付けた事実がないとされる状況があります。

行政文書の不開示決定



令和8年4月22日、厚生労働省から発出された「行政文書不開示決定通知書」では、原因物質としてプベルル酸を位置付けた事実がないとされています。このことは、同省が関連する文書を一切保有していないと認めるものであり、法的に問題があるとの声も上がっています。さらに、厚生労働省は、その意思決定過程についての情報も保有していないと述べています。

青カビに関する誤解と市民への影響



この情報とは裏腹に、2024年3月以降、「小林製薬の工場から珍しい青カビが検出された」という情報が広まり、プベルル酸が生産されるというストーリーが浸透しています。しかし、厚生労働省が公式にそのような事案を認識していないのであれば、この説明はどこから生まれたのでしょうか?

大阪市の透明性と検査結果



株式会社薫製倶楽部は、この問題の真相を解明するため、大阪市保健所に対して情報公開請求を行い、得られた文書を検討しました。その結果、令和8年7月15日に大阪市からの回答が届きました。この文書では、「地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所から検査結果通知書が送付されたのは2024年10月2日であり、その詳細なプロセスについては把握していない」とされています。これは、大阪市側の情報把握の不十分さを示すものです。

答えの欠如と混乱



大阪市の回答によれば、菌種の同定に関して「科学的に妥当な方法で行われた」としつつも、検査の詳細なプロセスがわからないという矛盾が存在しています。さらには、2024年5月29日の「食中毒対策本部会議」においては、菌種について断定的に記載されている資料が存在しますが、これもまた混乱を生じさせる結果となっています。

今後の対応と求められる透明性



株式会社薫製倶楽部は、大阪市に対し、菌種同定の根拠となった文書の種類や日付の提示を求めています。また、地方独立行政法人大阪健康安全基盤研究所に対しても、検査結果や関連記録の公開を請求する方針です。これにより、多くの人々が安心して紅麹製品を使用できるよう、情報の透明性が求められています。

問題が解決されるまでには時間がかかるかもしれませんが、消費者の安全と行政の透明性が確保されることが重要です。


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会社情報

会社名
株式会社薫製倶楽部
住所
岡山県都窪郡早島町前潟611-1
電話番号
086-483-0602

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