日本のプロサーフィンリーグ「S.LEAGUE」が、株式会社アソビナとのOFFICIAL SUPPLIER契約を締結しました。この契約により、2025-26シーズンからアソビナがS.LEAGUEの公式ファングッズや関連アイテムの企画・製造・供給を行うことになります。近年、競技者のブランド力やファンとのつながりを重視する動きが加速している中、S.LEAGUEは選手一人ひとりの活動を多角的にサポートし、ファンとの関係性を深めていくことをミッションに据えています。
アソビナは、アーティストやクリエイター向けの公式グッズを手掛けており、今回の契約は選手たちの個性や競技への情熱を具現化した商品展開を目指します。具体的な取り組みとしては、S.LEAGUEに所属するプロサーファー個別の公式アパレルやファングッズの制作、大会会場やオンラインでの販売を予定しています。特に、新人選手や若手選手のファン獲得や収益基盤を支援する商品展開に力を入れていくとのことです。
この提携において、アソビナの代表取締役である大橋邦彦氏は、プロサーフィン選手一人一人の魅力を詰め込んだファングッズを多くのファンに届けられることを非常に喜ばしく思うと述べています。過去にアーティストやクリエイターの思いを形にしてきた彼の経験を、S.LEAGUE選手の活動サポートに活かせることへの期待も語りました。また、単なる物販ではなく、選手のキャリアの支援やファンの応援を具体的な力に変える「循環型公式グッズ展開」を共に構築したいとの抱負も示しました。
S.LEAGUEのチェアマンである大野修聖氏は、これまで競技環境の整備に力を入れてきたS.LEAGUEが、アソビナとの連携により選手公式ファングッズの展開を本格化させることができるようになったと強調しています。この取り組みが、選手のブランド価値を高め、ファンが選手を直接応援できる新たな仕組みとして成立することが期待されています。
これにより、競技の価値や選手の価値、そしてファンの想いが循環する新しい策略がS.LEAGUEの新たなフェーズを形成していくことでしょう。アソビナは、今回の提携を通じてプロサーフィンの発展に貢献することを目指しています。
株式会社アソビナについては、東京都千代田区に本社を構え、2018年に設立されました。スポーツ選手やアーティスト向けの公式グッズ企画・製造やプリントサービスのEC事業を展開しており、公式サイトにはその詳細が公開されています。アソビナの取り組みとともに、プロサーフィンリーグの未来にも注目が集まります。