メキシコの若き才能、Roxが「サンデーうぇぶり新人賞」の最終候補に選出
2026年6月、メキシコ出身の19歳の漫画留学生Roxが、著名な「サンデーうぇぶり新人賞」の最終候補者に選ばれた。この選出は、彼女が参加しているDEOWが提供する漫画留学プログラム「Global Tokiwaso Project」からのものであり、2年連続での快挙だ。昨年はウルグアイ出身のGinが同様の栄誉を受けている。
プログラムの紹介
「Global Tokiwaso Project」では、外国人向けに特別なレジデンスでの共同生活とプロの講師による指導が行われており、作品のブラッシュアップやアイデアの持ち込み支援が無償で提供されている。このプログラムは、日本での漫画デビューを目指す学生にとっての大きな支えとなっている。
Roxは2024年9月にこのプログラムに参加し、日本に来てから約19か月の間、様々な経験を積んできた。『ヴェイル・エージェンシー』という作品に取り組み、幽霊の除霊をテーマにしたオカルト・アクションストーリーを描いており、独自の展開が注目を集めている。
『ヴェイル・エージェンシー』の魅力
Roxが手掛ける『ヴェイル・エージェンシー』は、除霊師のニコとサムを主人公にして描かれた物語だ。彼らは霊を力任せに祓うのではなく、対話を通じて霊の悲しみや無念を解きほぐしていく姿が特徴的で、読者に深い感動を与える。Roxはこの物語を通じて、国境や言語を超えた感情や心の交流を大切にしたいと語っている。
Roxのコメント
最終候補の選出を受けてRoxは、「17歳でメキシコから日本に来て、漫画家になる夢を追い続けました。今回の評価は本当に嬉しく、作品を支えてくださった皆さんに感謝しています。この経験を新たなスタートとし、今後も努力し続けます」と感想を述べた。彼女の強い意志と情熱が、今後の作品制作にも大きく影響するだろう。
「サンデーうぇぶり新人賞」について
「サンデーうぇぶり新人賞」は、小学館が運営するWebコミックプラットフォーム「サンデーうぇぶり」によって月例で行われる新人漫画賞である。毎月の締切後、約1週間で結果が発表され、受賞者は必ず担当編集者の指導を受けることができるため、長期的な制作支援が期待できる。2026年6月期には、フリー部門から2作品、4ページ部門から1作品が最終候補に選ばれた。
DEOWの期待とコメント
DEOWの代表、真鍋将晃氏は「世界中の才能が集まることで、日本から発信されるMANGAの可能性が広がると信じています。Roxのような若い作家が国際的に成功することを期待しています」と述べ、今後の展望に期待を寄せた。
結び
メキシコから来た19歳のRoxが「サンデーうぇぶり新人賞」の最終候補に選ばれたことで、彼女の作品や努力が今後どのように広がっていくのか、注目が集まっている。国際的な漫画文化を築いていく一歩として、彼女の活動はますます重要になってくるだろう。あらためて、彼女と『ヴェイル・エージェンシー』の今後に期待が寄せられている。