日高町の新たな特産品「日高サラブレッドサブレ」
日高町で待望の新名物が誕生しました。JR日高本線の鵡川~様似間の鉄道廃止に伴う地域の変革を機に、日高町観光まちづくり協会が中心となり、複合施設「とみくる」の開業に合わせて開発されたのが「日高サラブレッドサブレ」です。このスイーツは、日高町の豊かな自然と文化を象徴し、地元住民や観光客からの新たなお土産品の声に応えたものです。
「とみくる」とは何か?
「とみくる」は、日高町の新しい文化発信の拠点として期待されています。単に交通の結節点だけではなく、地域の魅力を 発信する重要な場所として、多目的に活用される予定です。この施設は10月1日に開業し、観光地としての日高町の可能性を高める大きな役割を担います。
日高乳業の贅沢なバター使用
新たに登場したサブレは、主成分に地元の名産品である北海道日高乳業の高品質なバターを使っています。このバターがサブレにコクと香りを与え、リッチな味わいを実現しています。
製作には札幌で人気の洋菓子店「Patisserie Bliss Bliss」のオーナーパティシエ、中本勉氏が関わりました。中本氏は神戸での15年間の経験をもとに、数々の受賞歴を持ち、その技術により、素材の魅力を存分に引き出したサブレが生まれました。
サブレのデザインとフレーバー
このサブレは、日本有数の馬産地である日高町の文化を象徴するため、競走馬「サラブレッド」をモチーフにしたパッケージデザインが施されています。「Yogiboヴェルサイユリゾートファーム」から提供された写真を活かし、力強く美しい馬の姿が印象的です。
3つのフレーバー
サブレは、魅力的な3つのフレーバーで展開されます:
1.
バター:日高乳業バターを使った王道サブレ。
2.
チーズ:甘さとチーズの塩味が絶妙に調和。
3.
日高昆布:やさしい塩味と旨味が後味まで楽しめる和洋折衷の味わい。
これらのフレーバーは、日高町の自然と文化を味わうことができるよう、作り手のこだわりと情熱が詰まっています。
プロジェクト推進体制
このプロジェクトは、日高町役場や地元企業と共に、食のプロモーション会社やデザイン会社などの外部専門家と連携して進められています。具体的には、
- - ディレクション:株式会社ブレナイ社
- - パッケージデザイン:株式会社プロコム北海道
- - 商品開発ディレクション:株式会社First Leap
- - 製造協力:株式会社ブリスLABO
商品情報と今後の展望
商品名:日高サラブレッドサブレ
- - サイズ:缶タイプ(バター8枚入)、袋タイプ(3枚入)など
- - 価格:缶タイプ2000円(税込)、袋タイプ700円(税込)
「日高サラブレッドサブレ」は、「とみくる」の特産品コーナー「観光ナビとみくるマルシェ」での販売が予定されており、日高町のふるさと納税の返礼品としても利用される見込みです。
日高町が生み出した新たなスイーツとして、多くの人々に親しまれることをめざす「日高サラブレッドサブレ」。このプロジェクトを通じて、地域活性化が進み、さらなる発展を遂げることを期待しています。