韓国文学の魅力
2021-09-09 16:44:10
韓国文学レビューコンテストで広がる世界文学の魅力
韓国文学を新たな形で紹介するレビューコンテスト
韓国文学の国際的な地位を高めるため、韓国文学翻訳院が主催する「2021海外読者対象韓国文学レビューコンテスト」が、2021年6月から11月までオンラインで開催されます。本イベントは、韓国文学をより多くの人々に広めることを目的とし、参加者は様々なメディアを通じて自らのレビューを発表することができます。
このレビューコンテストは、韓国文学翻訳院が設立25周年を迎える中で、今年で17回目の開催となります。これまでの公募形式を改め、ひとりメディアの発展に合わせた新たなプラットフォームを提供することで、参加者の創造的な表現を促進します。具体的には、文章だけでなく、映像やオーディオ、オンラインコンテンツなど、参加者が選んだ形式でレビューを提出することができます。
今回のコンテストには、イギリスのセントラル・ランカシャー大学やフランスのコレディシ、スペインのテーマス・デ・オイなど、12か国からの10機関が参画しています。各国の機関はレビューコンテストの運営を担当し、参加者はそれぞれの国で特定の韓国文学作品を用いてレビューを行います。
日本においては、韓国文学翻訳院が運営事務局を設け、直接コンテストを実施。2021年7月22日からオンライン応募が開始されました。応募は日本に居住する 韓国文学に興味のある方であれば誰でも可能で、翻訳院が示した対象作品について自分の言葉でレビューを作成し、指定のメールアドレスに送信すれば参加できます。
受賞作の発表は、2021年10月に翻訳院のウェブサイトを通じて行われ、その後、国別で専門家による審査やオンライン投票によって総合優秀作品が選定されます。この賞には、総額450万ウォンが授与されます。
このレビューコンテストに指定されている作品には、クオンから出版されたキム・チョヨプの『わたしたちが光の速さで進めないなら』や、ハン・ガンの『ギリシャ語の時間』、そしてチェ・ウニョンの『ショウコの微笑』など、国際的に評価されている韓国文学の作品が含まれています。これらの作品を通じて、「K文学」の新たな魅力が日本の読者に伝わることを期待しています。
韓国文学翻訳院の関係者は、「多くの方の関心と参加を心よりお待ちしています。talentedなレビュー作品を楽しみにしています」とコメントしました。また、今回のコンテストを通じて、韓国文学に興味を持つ新たな読者層を見つけ出し、斬新なレビューによって海外の読者同士のコミュニケーションを深めたいという意気込みを示しています。
このレビューコンテストは、韓国文学の普及にとどまらず、多様な表現を探求することによって新しい文学体験を提供する機会ともなります。興味のある方はぜひこの機会に参加し、自身の言葉で韓国文学を語ってみてはいかがでしょうか。
会社情報
- 会社名
-
韓国文学翻訳院
- 住所
- 32, Yeongdong-daero 112-gil, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea
- 電話番号
-
02-6919-7714