終活相談に生成AIが登場!新たな選択肢としての可能性
株式会社ルリアンが実施した「相続・終活に関する全国調査2026」の結果が発表され、特に注目されるのが「生成AI」が終活相談の新たな選択肢として浮上してきたという点です。本調査は、全国の40代から60代の15,244人を対象に行われました。この調査の目的は、終活に対する世代別の考え方や、生活満足度に対する影響を明らかにすることでした。
調査結果の概要
調査結果からは、終活相談を求める際に「士業」が依然として主流であることが確認されました。具体的には、40代と50代の男女が「行政書士」を、60代では「司法書士」を選ぶ傾向が強いという結果が出ました。この傾向は、士業へのニーズが根強いことを示しています。
しかし、それに対抗するように「生成AI」を選択した人も存在し、その割合は40代で6.2%、50代で5.7%、60代で5.2%と、世代を問わず一定数がAIを相談相手として意識していることが明らかになりました。この結果は、今後の終活相談の形が変わりうることを示唆しています。事実、全体の66.5%は「相談したい相手はいない」と回答しており、相談先を持たない層も多いことがわかりました。
終活の実施が生活満足度に与える影響
次に、終活を実施している人々の生活満足度についてですが、調査によると、実施者の生活満足度は未実施者を上回っていました。具体的には、終活を行っている人の平均満足度は10点満点中「5.80点」で、未実施者の「5.21点」を0.59点上回っていました。このデータは、終活が生活の質を向上させる一因であることを示しています。
さらに興味深いのは、終活の「実施項目数」に比例して生活満足度が上昇する傾向が見られた点です。実施項目数が増えるにつれて生活満足度が段階的に高まるという相関関係が確認されました。具体的には、終活を全く行わない人が5.21点であるのに対し、実施している項目数が1件だと5.66点、2件で5.82点、さらに3件以上で6.07点という結果が出ています。これは、実際に取り組む終活の項目が多くなるほど、満足度が高くなることを示しています。
生活満足度に良い影響を与える要素
最も生活満足度を向上させた要素は 「お金」と「情報」に関する整理でした。具体的には以下の4つの項目が高い満足度を示しました。
1.
生前贈与など相続税対策:+1.03点アップ
2.
保険の見直し・保険を活用した相続対策:+0.89点アップ
3.
空き家対策(売却・賃貸):+0.69点アップ
4.
エンディングノート等の情報まとめ:+0.65点アップ
これらのデータからわかるのは、「生前贈与」や「保険の見直し」、「エンディングノートの作成」といった具体的な活動が、それぞれ単独でも生活満足度の向上につながるということです。財産や重要情報の整理によって、将来に対する安心感が得られ、日々の満足度が高まることが明確に示されています。
終活は人生をより豊かにする活動
終活は「人生の終わりに向かうためのネガティブな準備」であると捉えられがちですが、実際には「これからの人生をより豊かにするためのポジティブな活動」でもあります。調査結果は、具体的な備えが日々の充実感や生活満足度の向上に貢献することを証明するものです。今後、株式会社ルリアンは「みんなの相続窓口」「みんなの終活窓口」を通じて、多くの人々が安心して「これから」をデザインできるようサポートを続けていく所存です。
調査の概要
- - 調査名:相続・終活に関する全国調査 2026
- - 対象者:日本全国の40~69歳までの男女
- - 調査期間:2026年2月16日(月)〜2026年2月18日(水)
- - 方法:インターネット調査
- - 有効回答数:15,244件(うち相続経験者1,053件)
この調査から得られた洞察は、終活支援の新たな可能性を示しており、特に未来に対する不安を軽減するための重要な手がかりとなるでしょう。