HAGISOの10年を纏めた書籍『最小文化複合施設』が発売決定！

HAGISOの10年を振り返る書籍『最小文化複合施設』

東京・谷中に位置する「最小文化複合施設」HAGISOは、2013年に開業以来、地域社会との関わりの中で多様な活動を展開してきました。そして、この10年の成果を集約した書籍『最小文化複合施設』の発売が決定しました。この本はHAGISOの歴史だけでなく、それが築いてきた関係性や文化の魅力も深く掘り下げています。

HAGISOの成り立ち

HAGISOは、カフェやギャラリー、設計事務所から始まり、宿泊施設や飲食店の運営、さらには教室事業まで、多岐にわたる事業を展開しています。書籍では、一軒の木造アパートからスタートしたこのプロジェクトが、どのように地域に根付いた活動を行ってきたのかを振り返る章が設けられています。

さまざまな視点からのHAGISO

本書の魅力は、ただの振り返りにとどまらず、多様な視点からの語りも取り入れられていることです。HAGISOに関わる人々へのインタビューや対談を通じて、関係者それぞれが感じたHAGISOの重要性やその背景に迫ります。また、「おみせ大解剖」では、各店舗の設計図面を用いて深く分析し、どのようにHAGISOが地域に貢献しているかを解説しています。

教えることの楽しみと挑戦

HAGISOが提供する教室事業は、地域の人たちをつなぐ重要な役割を果たしています。作家やアーティスト、料理人など、さまざまな分野の「つくる人」と「食べる人」を結びつける場として、独自のイベントやワークショップが開催されています。これにより、地域の文化がさらに豊かに育まれています。

コロナ禍での試行錯誤

書籍には、コロナ禍をどのように乗り越えたかについても触れています。多くの施設が苦境を強いられる中で、HAGISOがどのように地域の人々と連携し、新たな取り組みを行なってきたのかが記されています。これらのエピソードは、HAGISOの柔軟さやコミュニティとの結びつきを物語っています。

増すHAGISOの魅力

最後に、HAGISOの定番メニューのレシピや、その裏話も紹介されています。自宅でHAGISOの味を楽しむことができるだけでなく、ページ内には「袋とじ」として秘密の情報も収められているとか。一冊382ページ以上のボリュームで、HAGISOの魅力がぎゅっと詰め込まれています。

この書籍は11月7日に発売予定で、予約注文をすることで特製ポストカードセットがもらえる特典も用意されています。HAGISOが育んできた文化や人々のつながりを是非手に取って感じてみてください。