SL黒肉まん誕生の背景
寒い冬にぴったりな新たな名物が静岡県島田市に誕生しました。それは、レッドホースコーポレーション株式会社が開発した「SL黒肉まん」。この商品は、地域創生を通じて新たな地場産品を生み出すことを目的にしています。
地域創生に向けた取り組み
レッドホースコーポレーション(本社:東京都墨田区)は、2015年から島田市のふるさと納税業務をサポートしており、地域の名産品を元にした商品の開発に意欲的です。今年度からは、全国各地で6次化商品に取り組むことになり、その一環として「SL黒肉まん」が生まれました。
この商品は、大井川鉄道の「川根温泉笹間渡駅」で販売され、ほぼ毎日運行される蒸気機関車(SL)の停車中に立ち売りで提供されます。これにより、冬の観光客にも温かい気持ちと地元の味を届けることが狙いです。
SL黒肉まんの特徴
「SL黒肉まん」は、その名の通り、SLのイメージである「黒」をモチーフにしています。皮には黒炭パウダーを練り込み、見た目にもインパクトがあります。そして、餡には島田市産の干しシイタケと静岡産の水煮たけのこを使用しており、地元の食材の良さを活かしています。
大きさは100gと少し小ぶりで、ふわふわした皮とジューシーな餡のバランスが絶妙です。この商品は、試食会でも大好評で、本番の販売前から多くの期待を集めています。
商品概要と販売日
SL黒肉まんは、12月20日より川根温泉笹間渡駅のホームにて1個500円で販売が開始されます。今後は、道の駅川根温泉での販売も計画しており、さらに島田市産のフルーツを使ったスイーツまんの開発なども視野に入れています。
地域との連携
レッドホースコーポレーションは、自治体や地域事業者との連携を大切にしており、地域課題の解決に向けた新たな地場産品の開発へともに取り組んでいます。商品開発部を設立したことで、全国50以上の自治体で100アイテムを超える商品開発が進行中です。地域に根ざした元気な商品を生み出すことで、地元の活性化にもつながります。
企業情報
レッドホースコーポレーションでは、地域の生産者や事業者とのコラボレーションを通じて、地域のストーリーを紡いでいます。このような取り組みは、地域の魅力を外に発信するとともに、生産者の活性化にも寄与します。
「SL黒肉まん」は、冬の観光シーズンを迎えるにあたり、新たな地域の名物として定着していくことが期待されています。地元の皆さんと一緒に「SL黒肉まん」を育てていく姿勢が地域の活性化を促進するでしょう。