池田晃将の個展
2025-07-28 09:16:57

池田晃将の新作個展『螺鈿』が銀座一穂堂で開催

池田晃将の個展『螺鈿』が銀座一穂堂に登場



漆芸作家の池田晃将が2025年9月5日から9月22日まで、東京・銀座一穂堂で個展『螺鈿』を開催します。本展では、彼が手がけた新作が披露され、約7年の歳月をかけて発展させたミクロの技術を駆使した作品を中心に展示されます。

現代技術と伝統の融合


池田の作品は、奈良時代から続く螺鈿技法に基づいたもので、アワビなどの貝殻の真珠層を漆器に貼り付ける装飾技法に、レーザー加工や超音波振動などの最新技術を取り入れています。特に特徴的なのは、数字をデザインに取り入れた点です。彼は、昔ながらの花鳥風月の意匠に変わって、誰もが理解できる「数字」という記号を用いることで新しい美の形を生み出しています。

数字で描く新たな美


「情報時代」の象徴ともいえる数字は、池田にとって新しいアイディアの根源です。彼は貝殻をレーザーでカットし、超音波で揺らしながら、極小の貝片を磨きあげて、漆に「数字」や「信号」状の模様を配置する手法を確立しました。その結果、彼の作品は現代的な美しさと伝統が交わる独自のスタイルを形成しています。

未来の遺物と称される作品たち


池田の作品は茶器、香合、小箱などの工芸形式を持ち、数字やデジタル信号、半導体を模した幾何模様が輝きを放っています。木曽檜の素地に漆を塗り、ミクロサイズに加工された真珠層の貝片を使用した彼の作品は、軽やかな印象を与えつつも、まるで未来の遺物であるかのような神秘的な雰囲気を醸し出しています。

時を超える美しさ


池田晃将の作品には、過去に受け継がれた伝統を現代の視点で再解釈し、未来へとつながる時空を超えた美しさが表現されています。彼は高校時代、ネパールでの世界遺産修復活動を通じて世界各地の宗教建築に触れ、その装飾美に感銘を受けており、その影響が彼の作品にも色濃く表れています。

同時開催イベント「Tokyo Gendai」


さらに、池田の作品は、2025年9月12日から14日にかけて開催される国際的アートフェア「Tokyo Gendai」でIppodo Gallery Tokyoのブースでも展示されます。この機会に、個展では楽しむことができない新たな作品も併せてご覧いただけます。池田の活動は国内外で注目を集めており、両方の展示を通じてその魅力を体験できる貴重なチャンスです。

展示概要


  • - 展覧会名: 池田晃将の螺鈿
  • - 会期: 2025年9月5日(金)〜9月22日(日)
  • - 営業時間: 11:00〜18:00(毎週月曜日は休廊)
  • - 会場: 銀座一穂堂(東京都中央区銀座1-8-17 伊勢伊ビル3F)
  • - 公式サイト: Ippodo Gallery
  • - お問い合わせ: [email protected]

池田晃将の個展『螺鈿』は、これまでの伝統技術と現代の技術が結実した作品が集う重要なイベントです。ぜひ足を運んで、彼の新たな美を体験してください。


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会社情報

会社名
株式会社プラン・アップ
住所
東京都品川区北品川4丁目3番3号
電話番号
03-5159-0599

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