燦ホールディングスの挑戦
2020-02-20 17:00:15
葬儀業界をリードする燦ホールディングス新たな挑戦
近年、葬儀業界はその重要性が再認識されており、燦ホールディングスが2020年に設立したライフフォワード株式会社は、新たなサービスを展開しようとしています。インターネットの普及に伴い、葬祭や供養に関する情報を求める消費者が増加したことを受けて、同社は「ライフエンディングサービス」という新たな市場にアプローチすることに決めました。
これまでの20年間にわたり、葬儀のスタイルや消費者のニーズは大きく変わってきました。特に終活ブームの影響で、消費者は生前に自分の葬儀やお墓、相続について真剣に考えるようになっています。こうした時代背景の中、ライフフォワード株式会社は、信頼できる事業者と提携して、消費者に安心できるサービスを提供することを目指しています。
ライフフォワードの第一歩として、葬儀やお墓についての情報を提供するポータルサイトが開設される予定です。このサイトでは、消費者が簡単に必要なサービスを見つけ、自らのライフエンディングに関する悩みを解決できるようにサポートします。
例えば、消費者はスマートフォンを使用して、葬儀を行うための準備や、費用に関する情報を簡単に把握できます。さらに、ライフフォワードの人々は、多様なニーズに対応するためにビジネスの範囲を広げていく計画も立てています。葬儀だけでなく、相続や遺品整理といった関連サービスも視野に入れています。
実際の運営は、東京都港区南青山に位置する新青山ビル内のオフィスから行われ、宮島康子氏が代表取締役社長に就任予定です。宮島氏は長年にわたり燦ホールディングスでの豊富な経験を持っており、マーケティングや情報システムなど多方面での豊かなキャリアを活かし、新会社の成長を支えていくことでしょう。
ライフフォワード株式会社の設立背景には、消費者の安心感を向上させ、葬儀関連のトラブルを未然に防ぐという思いがあります。今後、消費者が「あなた達に相談してよかった」と思えるようなサービスを提供するため、事業の展開を急いでいます。ライフエンディングに関するあらゆるニーズを満たす「No.1アドバイザー」を目指して、同社は挑戦を続けていくでしょう。
燦ホールディングスは1932年に設立され、長い歴史を持つ企業です。葬儀社としての実績を重ね、1994年には上場を果たし、今や東証一部に名を連ねるまでに成長しました。また、グループ会社は4社を超え、葬儀に関連するトータルサポートを提供する企業として活躍しています。少子高齢化が進む日本において、ライフエンディングスステージにおける重要な役割を担うことで、社会的な責任を果たしています。
今後も燦ホールディングスおよびライフフォワード株式会社の活動に目が離せません。時代とともに変わりゆく消費者のニーズに対し、どのようなサービスを展開していくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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燦ホールディングス株式会社
- 住所
- 東京都港区南青山1-1-1新青山ビル西館14F
- 電話番号
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