イトーヨーカ堂の新惣菜シリーズ『おばんざい』の魅力とは

イトーヨーカ堂の新しい副菜シリーズ『おばんざい』が登場

イトーヨーカ堂の惣菜ブランド「YORK DELI（ヨーク・デリ）」から、新シリーズ『おばんざい』が2025年3月12日より販売開始されます。このシリーズの特徴は、極力余分なものを使用せず、素材の持つ自然の味わいを最大限に引き出した副菜を中心に展開している点です。イトーヨーカドーおよびその系列店舗であるヨークの184店舗で、計15品が発売される予定です。

時代のニーズに応えた家事時短商品

近年、共働き世帯や単身世帯の増加により、家事を効率化したいというニーズが高まっています。「メイン料理は作れるが、副菜には手が回らない」という声に応え、イトーヨーカ堂は「ＰｅａｃｅＤｅｌｉ千葉キッチン」で新たに『おばんざい』シリーズを製造します。このキッチンでは、毎朝丁寧に出汁を取り、素材本来の味を引き立てることにこだわった商品が生まれます。

シンプルで温かみのある味わい

『おばんざい』シリーズの製品は、手作り感を大切にした、やさしい味わいを特徴としています。ラインアップには、風味豊かな天然ひじきを使った「五目ひじきの煮物」や、さまざまな風味を楽しめる「生姜が決め手！なすの鶏そぼろあん」など、いずれもメイン料理を引き立てる副菜が揃っています。すでに一部店舗で先行販売が行われ、煮物や炒め物のカテゴリーでは前年比約1割増となるなど、多くの好評を得ています。

環境への配慮と持続可能な取り組み

イトーヨーカ堂は環境負荷を軽減する取り組みとして、容器を従来のプラスチックからラップトレーに変更しました。この変更により、プラスチック使用量の削減が実現しています。環境問題に対する企業としての責任を果たしつつ、消費者のニーズにも応える姿勢が伺えます。

今後の展望

イトーヨーカ堂は、2025年度中に「ＰｅａｃｅＤｅｌｉ」での商品企画と開発をさらに強化し、同シリーズが惣菜全体に占めるシェアを約3割まで拡大することを目指しています。現代の食生活において、手軽さと美味しさを両立させた『おばんざい』シリーズの登場は、多忙なライフスタイルを送る人々に新たな選択肢を提供することでしょう。