TDYリモデルデザインアワード2025入賞作品発表
TOTO、DAIKEN、YKK APの3社が共同で開催した「TDYリモデルデザインアワード2025」が、このたび多くの応募の中から入賞作品を発表しました。本アワードの目的は、リフォーム需要の活性化を図ることで、設計事務所や工事店、リフォーム店などの業界が持つ優れたアイデアやデザインを広く知らしめることにあります。
アワードの概要
本アワードは、「テーマ別部門」と「部位別部門」の2部門を設け、多様なリモデル事例を募集しています。応募作品は、建築家や住宅情報サイトの編集者からなる審査員によって評価され、特にお客様のニーズや憧れの暮らしをどれだけ表現できているかが重視されます。これにより、全国最優秀賞をはじめ、各部門の最優秀賞、優秀賞、審査員奨励賞など70点の入賞作品が決定されます。
また、一般の方々にもリモデルの実例に触れてもらうために「お客様投票部門」が設けられ、投票数によって10点の入賞作品が選ばれます。結果は特設ページで発表されています。
2025年度の入賞作品について
特に注目を集めたのが全国最優秀賞に輝いた作品です。この作品は、埼玉県さいたま市にある株式会社Toivoによる「贅沢なワタシの暮らし ~こころとからだを整える~」というタイトルのもので、築35年のマンションをリモデルしました。
リモデルのポイント
このリモデルでは、特に夏の暑さと冬の寒さを配慮した内窓や断熱対策が施され、どの部屋にいても快適に過ごせる環境を整えました。さらに、マンションの角部屋という立地を活かし、高層階からの壮大な景色を楽しむことができるように。動線や収納の工夫も盛り込まれ、まるでホテルのような空間が実現されています。
審査員からの評価
審査員からは、「断熱性能や空調の配慮がデザインと一体化されている点が素晴らしい」と評価され、この作品が持つ高い実用性と美しさが称賛されました。
現代のリモデルに求められるもの
審査員たちは、建築コストの高騰を背景に、リモデル需要の高まりを感じていると語ります。特に二世帯住宅や、高齢の両親との同居など、現代的な家族構成を反映した作品が増えていることが印象的です。家族の多様性や生活の距離感に配慮した、丁寧に練られたプランが評価されました。
空間の使い方にも変化が見られ、例えば玄関では土間を広げて収納を兼ねるなど、従来の考え方にとらわれない斬新なアイデアが目白押しです。このように、個々のお施主様のライフスタイルに合った提案がしっかりと行われているため、多様なニーズに応える作品が多く見受けられました。
今後の展望と計画
入賞作品は、2026年3月よりTDYリフォーム情報サイトで公開される予定です。特にテーマ別部門の受賞作品は、施工業者の提案による憧れの暮らしの実例として、ウェブコンテンツ「みんなの十人十家」にも掲載される予定で、2026年8月に公開が見込まれています。
TDYでは、“十人十家”というコンセプトテーマを掲げ、それぞれが持つライフスタイルの実現に寄与したいと考えています。それぞれの個々が想い描く生活を実現するため、ぜひ多くの方にこのアワードを通じて新しいリモデルの可能性に触れていただければと思います。