福岡発の新たな挑戦『GYU』が広げる循環型ファッション文化
福岡県久留米市にある合同会社PUKAが提供するサービス『GYU』は、クローゼットに眠る洋服を新しい持ち主に繋げることを目指しています。私たちの生活には、何十着という洋服が隙間で待機していることがある一方で、ファッションに対して「もったいない」と感じても手放せない人も多いのが現状です。このような状況を改善すべく、PUKAは捨てるのではなく、「つなぐ」文化を育むプロジェクトを立ち上げました。
GYUの背景と理念
GYUの創立者である宮原佳乃は大学時代にアパレル業界でのアルバイトを通じて大量の洋服が廃棄される実情に直面しました。「これらの服は本当に捨てられてしまうべきものなのか?」という疑問は、彼女の心に火を灯し、GYUの誕生につながりました。子供の頃からファッション雑誌を愛し、自らが手に入れられる価格で古着を楽しむ中で「古着には値打ちがある」と認識するようになり、その思いを多くの人と共有したいと考えたのです。
現代のファッション事情
実際、環境省のデータによれば、クローゼットに眠る衣類の約7割が最終的に捨てられているという驚きの現実があります。これは特に20〜30代の女性に多く見られ、意外にも「もったいない」と感じながらも手間や価格が理由で洋服を手放せない人が多いことが調査で明らかになっています。このことから、GYUは手間を減らし、楽しく衣類を繋げる新しい仕組みを提供する必要性を感じています。
GYUの取り組み
1. ### 手間いらずの回収システム
GYUでは、洋服を送るための箱に詰めるだけで簡単に回収が可能です。アパレルブランド『rrrrrrrrr』との連携により、回収プロセスをよりスムーズにし、回収された洋服はオンラインで再販売されます。
2. ### アップサイクルワークショップ
想いを込めて洋服を「捨てる」のではなく「生まれ変わらせる」楽しみを提供するため、Tシャツヤーンを使った花瓶カバーを作るワークショップを開催しています。これにより、洋服の新しい可能性を見出す機会を提供しています。
3. ### オンライン販売
GYUのオンラインストアでは、回収した洋服を販売し、昔の持ち主の思い出やストーリーとともに新しい持ち主に届けています。これにより、購入者は単なる消費行為を超え、洋服に込められた想いを受け継ぐことができます。
福岡での循環型ファッションの普及
今後の展望として、GYUは福岡において循環型ファッションの推進を目指します。カフェや企業との連携を強化し、洋服を手放すことが日常の一部となるような仕組みを作り出します。更に、POPUPイベントを開催し、洋服の質感やサイズを実際に確認できる場を設けることで、無理なく衣類を手放せる環境を整えます。
最後に
「GYU」はただのサービスではなく、洋服を大切にする文化の創造を目指しています。クローゼットに眠っている洋服があれば、ぜひ「捨てるのではなく、GYUにつなぎたい!」という気持ちを持っていただきたいです。一緒に楽しく魅力的なサステナブルなファッション文化を福岡から広げていきましょう。
合同会社PUKAについて
- - 代表者: 宮原佳乃
- - 所在地: 福岡県久留米市天神町68-4 天神亜依ビル 6F
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お問い合わせ先:
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GYUの理念に共鳴し、協力を希望される方はぜひご連絡ください。私たちは、この夢の実現に向けて全力で取り組んでいます。