集英社関連企業、社名変更で新たなスタート
2023年4月1日、集英社の関連会社である「株式会社 Project8」が「株式会社 集英社アーツ&デジタル」に社名を変更しました。この変更は同社にとって重要なマイルストーンであり、デジタル時代における集英社の役割をより明確に示すものとなります。
社名変更の背景
Project8は2015年に設立され、集英社の100%グループ会社として、出版コンテンツのデジタル支援業務を中心に展開してきました。この8年間で、出版コンテンツのデジタル化は急速に進み、同社の業務範囲も広がりました。現在、集英社の取材誌メディアやECコンテンツ、マンガコンテンツの開発と制作を手掛けているほか、サイト保守管理やシステム開発、広告運用、動画制作など幅広いデジタルサービスを提供しています。
社名変更にあたって、具体的には「集英社」と「デジタル」の二つの言葉を組み込むことで、集英社内でのデジタルサポートの業務を担っている企業である認知を高める狙いがあります。また、集英社のコンテンツに関心を持つデジタル人材の採用を促進するためでもあります。これにより、より多くの優秀な人材を集めることが期待されています。
アーツの重要性
「アーツ」という言葉が社名に含まれている理由は、同社が単なるテック企業ではなく、エディトリアルや制作、デザインといった人文学的な側面を持つ会社であることを伝えるためです。この名称は、コンテンツの美しさや人々への感動を大切にする姿勢も込められており、テクノロジー主導の時代において人文的な視点も忘れてはならないという思いが反映されています。デジタルコンテンツとは何かという理解が他のテック企業とは異なる点を自信として掲げています。
新たなビジョンとミッション
新社名と共に掲げられたタグライン「Aspire to Inspire」は、デジタルの力をもって人々に感動や刺激を与えることを志すという企業のビジョンを表しています。このメッセージは短くても力強く、社名変更を記念した意味ある言葉となっています。
「コンテンツをデジタルの力で最大化最適化する」というミッションを掲げ、集英社アーツ&デジタルは出版コンテンツやその他のコンテンツ全般におけるデジタル分野の発展に貢献するために日々取り組んでいます。これからの活動がどのように発展していくのか、注目が集まります。
会社概要
改称に関する詳細は、以下のようになります:
- - 会社名: 株式会社 集英社アーツ&デジタル (SHUEISHA ARTS&DIGITAL Inc.)
- - 所在地: 東京都千代田区神田神保町3-3 SFⅢ7階
- - 設立年月日: 2015年1月15日
- - 資本金: 1億円
- - 代表取締役: 内田 秀美
- - URL: 集英社アーツ&デジタル公式サイト
今後の方向性
新たな社名のもと、集英社アーツ&デジタルは更なる成長と革新を目指し、デジタルコンテンツの可能性を最大限に引き出していくことでしょう。これに伴い、さまざまなデジタル戦略やコンテンツの展開にも期待が寄せられています。今後の活動にご注目ください。