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国際結婚カップルが織りなすオンラインウェディングの魅力

2023年5月17日、国際結婚を果たしたカップルが新たな道を切り開きました。カナダ人新郎、アダム・ブラウンさんと日本人新婦、遠藤愛子さん（仮名）は、コロナ禍においてもゲスト全員が参加できるオンライン国際ウェディングパーティを開催しました。オフラインの結婚式ができなくなってしまったこのカップルは、オンライン会議ツール「Remo」を駆使して、友人や家族と共に特別な日を祝いました。

遠藤さんとアダムさんの出会いから結婚まで

2年6ヶ月前、カナダでの紹介を受けた遠藤さんとアダムさんはすぐに意気投合しました。プロポーズから結婚式の計画に入ったものの、コロナウィルスの影響で次々と延期。遠藤さんは「日本に戻れず、友人が出産したのにお祝いも言えず、寂しい」と苦しい心情を吐露しましたが、その中でMブライダルデザインが提案したのが「リモパ」と呼ばれるオンラインパーティ企画です。しかし、それ以外でも多くの工夫を凝らし、ネット越しでも心温まる結婚式を演出しました。

特に印象的だったのは、キッズサプライズ。遠藤さんの親友の子供たちが、事前に練習を重ねた歌を披露し、カナダにいる新郎新婦に届けられたのです。この瞬間、遠藤さんたちは家族を感じることができ、まさに2国間を超えた温かな交流が展開されました。

オンラインウェディングの新しい可能性

オンラインウエディングは、現在の結婚式開催に対する現実的な選択肢としてしっかりと根付いてきています。公益社団法人日本ブライダル文化振興協会が策定したガイドラインのもと、新郎新婦とゲストの交流方法も多様化しています。特に、オンラインウェディングは自身のスペースに安らぎながら参加でき、心の距離を縮める工夫が必要とされています。

今回のパーティでも、新郎新婦とゲストの心の距離を縮めるために、様々なゲームや質疑応答の時間を設けました。さらに、Remoの特性上、テーブル間で自由に移動できるスムーズな交流がはかられることが、新たなコミュニケーションを生み出しました。

パーティ後の参加者へのアンケートでは、なんと93%が「オンラインイベントとして満足できた」と回答。このように、新しい形のウェディングパーティが成功を収める瞬間を目の当たりにしました。

リモパによるゲスト参加型の新しい結婚式

Mブライダルデザインの「リモパ」はただの視聴型イベントではなく、ゲスト参加型で進行されます。リモパでは、ゲストは自宅から披露宴会場にアクセスし、知り合い同士でテーブルを囲むことが可能です。これにより、皆が許可された範囲で歓談できる距離感を楽しむことができるのです。

また、リモパでは、事前にゲストへギフトボックスを送ったり、ドリンクをデリバリーしたりと、共通の体験を大切にしています。たとえ遠くにいても特別な日を一緒に祝うアイディアが詰まったサービスが提供されます。

最後に、未来の結婚式を形作る

コロナ禍で結婚式をあきらめた人たちにとって、このような新たなオンラインスタイルの浸透は希望の光です。今後も、リモパをはじめとするサービスが増えていくことで、結婚式という特別な日がさらに輝くものになることが期待されます。

この日を機に、結婚は単なるスタート地点に過ぎないのかもしれません。大切な人たちと共に、未来を共に歩んでいく形が創造されることでしょう。

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