JUCORE 見積が業務効率化に寄与する新機能の導入
住友林業株式会社は、建材流通業者向けのソフトウェア「JUCORE 見積」に新たに「かんたん見積機能」を追加し、2023年8月4日より運用を開始しました。この機能は、建材業界での業務を効率化し、業務の省力化やデータの共有・可視化を実現することを目的としています。見積作成から販売動向の分析まで、営業プロセス全般を最適化し、運用負担を軽減するのです。
新機能の詳細
新機能の追加により、見積業務の煩雑さが軽減され、操作が簡便になりました。特に注目すべきは以下の3点です。
1. かんたん見積機能
新たに搭載された「かんたん見積機能」では、パソコン操作に不慣れな担当者でも容易に見積書を作成できるインターフェースが提供されています。トップページから新規登録画面へのアクセスが向上し、必要な情報の入力項目も大幅に削減。これにより、見積作成の際に直感的に操作できる環境が整っています。
2. カスタマイズ可能な見積書式アレンジ
「JUCORE 見積」は、様々な建材流通業者に対応した見積書のフォーマットを用意。新たにオプションとして、ユーザーが見積項目や順番、企業のブランドカラーを選定できるカスタマイズサービスが追加されました。これにより、各社の特徴に合った独自の見積書を作成することが可能となり、クライアントに対して最適な情報を提供することができます。
3. 過去データ参照機能で効率化
見積作成時におけるデータ入力の手間を軽減するため、過去の見積データから単価を自動的に呼び出す「単価呼び出し機能」や、詳細を引用する「複数明細コピー機能」が新たに追加されました。これらの機能により、見積業務の効率が一層高まり、利用者にとっての負荷が軽減されます。
デジタル化の推進が求められる建設業界
建設業界においては、デジタル化の推進が急務となっています。見積作業は煩雑で、多くの事業者が関与するため、業務が属人化しやすく、効率化には大きな課題があります。しかし、「JUCORE 見積」を活用することで、業務フローの標準化とともに、各事業者間でのデータの受け渡しが円滑に行えるようになります。このようなデジタル化の推進は、業界全体の生産性向上に寄与するでしょう。
住友林業が展開する「JUCORE 見積」は、見積機能を中心にした業界特化型クラウドサービスとして、今後もさらなる革新を続けていくことが期待されます。業界のニーズに合った機能拡充が進む中で、建材流通業者の生産性向上に貢献し、効率的な業務運営を支援する存在となっています。
詳しくは「
JUCORE 見積の公式ページ」をご覧ください。