大黒屋がStripeを導入し海外市場進出！新たな発展の幕開けへ

大黒屋が世界の市場を目指す新たな一歩

株式会社大黒屋（東京都港区）は、2023年6月20日よりグローバル決済プラットフォーム「Stripe」を導入し、新たな海外市場への進出を図ります。この革新的なプラットフォームの活用により、大黒屋は20カ国以上での販売を実現し、年間粗収益を2億2,500万円から4億5,000万円に拡大する見込みです。

Stripeとは？

「Stripe」は、2011年から企業向けに提供されている決済プラットフォームで、サンフランシスコとダブリンに本社を構え、世界中の数百万社がそのサービスを利用しています。Stripeは決済処理のみならず、リアルタイムでの資金管理や収益成長の促進、新規事業展開を支援することを目的としています。2024年までにStripeを通じて行われる総決済額は1.4兆ドル（約210兆円）に達し、世界のGDPの約1.3%を占めると予測されています。

大黒屋の新たな展望

大黒屋は、日本の中古ブランド品二次流通事業者として初めてStripeを本格的に導入し、グローバル展開へ向けた第一歩を踏み出します。この導入により、同社のオンラインストアは世界中の顧客にアクセス可能となり、商品の購入が今まで以上に便利になります。顧客は自国の通貨や好みの言語での決済が可能となり、日本円での決済も継続されるため、安心感が高まります。

期待されるメリット

Stripeの導入によって、大黒屋には以下のような多くのメリットが期待されています：

1. ローカライズされた決済：顧客は自国の言語や通貨で決済を行うことができ、利便性が高まります。
2. 信頼性の向上：Stripeのセキュリティにより、取引の信頼性が確保され、顧客の不安を軽減します。
3. シームレスな決済体験：モバイルウォレットや自動入力機能を通じて、スムーズな決済が実現します。
4. 透明性：税金や送料が事前に表示されるため、顧客の負担を軽減します。
5. グローバル配送サポート：国際配送業者との連携により、エンドツーエンドの配達状況の確認が可能になります。
6. コンプライアンスの強化：安全な取引管理や不正防止機能が提供され、高い安全性が確保されます。

今後の展開

大黒屋は、Stripeを活用して日本国内市場に加え、オーストラリア、ブラジル、カナダ、香港、インド、インドネシアなどを含む20カ国以上での販売を計画しています。これにより、同社の海外市場での認知度を向上させ、新たな顧客層を開拓していく方針です。さらに、コンバージョン率の向上やカート放棄率の減少も見込まれ、2年目以降にはさらなる収益の増大が期待されています。

大黒屋は、これからの開発を通じて、国内外の顧客に対して一貫した品質のサービスを提供し、持続可能な成長を目指していくことでしょう。