約1700万件のnote記事の調査結果:ストック型コンテンツの実力
noteは、2024年に公開された約1700万件の投稿を対象に、長期的な閲覧状況を調査しました。この調査からは、SNSでのフロー型コンテンツに対し、noteの記事が「ストック型」に位置することが示されています。公開から1年後にも読まれている記事が約40%存在するという結果は、クリエイターにとって非常に意義深いものです。
フロー型SNSとの違い
海外の調査によると、フロー型のSNSでは投稿から24時間が経過するとほとんど読まれなくなるとされています。一方で、noteでは公開後も読まれ続ける記事が存在し、時間の経過と共に新たな読者に届く仕組みが出来上がっています。調査により、公開から1年後も読まれる記事の流入経路として、検索エンジン経由が64%と最も多いため、これが長期的な価値を持つコンテンツが生まれる要因の一つと言えます。
読まれ続ける記事の特性
1. 一次情報に基づく
長く読まれている記事は、書き手の実体験や専門知識に基づいた内容が多い特徴があります。他のサイトからの情報をまとめたものではなく、その人自身にしか書けないものが選ばれているのです。たとえば、図書館司書が教える読書感想文の書き方や、料理家が伝える特別なレシピなど、一度きりの情報ではなく何度も参考にされる具体的なアドバイスが詰まった記事です。
2. 繰り返し検索されるテーマ
読者が毎年、季節やイベントとともに検索するような普遍的なテーマを扱っている記事も多く見られます。「コーヒーの淹れ方」や「読書感想文の書き方」といった、生活の中で頻繁に必要とされる情報が確実に読まれ続けています。このため、検索エンジンから新たな読者が常に流入してくるのです。
3. 深掘りしたテーマの探求
また、特定のテーマを深く掘り下げる記事も人気があります。広く浅くではなく、一つのテーマに対しての詳細な考察や独自の視点が反映された内容が、魅力的だとされています。このような記事は、「この人の記事だからこそ読みたい」と思わせる力を持っており、時間を超えて読者に届くのです。
調査の背景と重要性
最近では、AIを活用した情報収集の方法が広まりつつあります。これにより、自分の考えや経験を書き留めておくことがこれまで以上に重要であることが強調されています。発信の重要性が高まる一方で、選ばれるプラットフォームの変化にも注意を払う必要があります。noteは「書くことが資産になる場所」として、クリエイターが長期的に価値のあるコンテンツを生み出せる場であり続けるための支援を行っています。
以上の調査結果は、メディアや企業がコンテンツ戦略を考える際にも参考になるものであり、今後のクリエイターにとっての道筋が見えてくるものとなるでしょう。