アートと和菓子が交差する特別なひととき
2026年6月30日、東京都港区のPaceギャラリーにて、画家ウィリアム・モンク氏の日本初の個展「Noon Day Night」が開催され、その会場で特別なイベントが行われました。主催は株式会社はらぺこが運営する茶寮「九九九」です。この特別イベントでは、モンク氏の作品を和菓子で再現するという斬新な試みが行われました。
和菓子職人の藤田凱斗氏がその場で練り切りを職人技で実演し、来場者にアートと和菓子が一体となったユニークな体験を提供しました。来場者は、モンク氏のアートと直接向き合うことで、作品の背後にあるストーリーや表現方法について自然に会話を交わすことができました。
和菓子で表現したアートの世界
本イベントの最大の特徴は、モンク氏の作品を単なるイメージとして用いるのではなく、作品そのままを和菓子で忠実に再現することにあります。職人の手によって形作られた和菓子は、色彩や形状においてモンク氏のアートと見事に調和していました。そのため、和菓子と絵画という新たな接点が生まれ、アートの新たな楽しみ方を提案します。
イベント当日には、モンク氏自身がオンラインで参加し、来場者とのトークセッションも行われました。この貴重な機会に、参加者は直接モンク氏と交流し、アートに対する吟味や意見を交わすことができ、来場者からは「興味深かった」といった声が多く寄せられました。
来場者の反響
イベントに参加した方々の反響も上々で、「美味しかった」「お店にも行ってみたい」という感想が数多く寄せられました。そのため、和菓子と絵画の写真をSNSでシェアする人も増え、九九九の名前がアートファンの間で広まりました。美術関係者からも今後のコラボレーションのオファーが来るなど、新たな展開にも期待が寄せられています。
今後の展望
「九九九」は、このイベントを通じて、和菓子が文化を紡ぐ力を持つ「表現のメディア」となることを強く実感しました。今後もアートやカルチャーと連携し、日本の和菓子職人の技術と文化の魅力を、国内外に広める活動を続けていく方針です。
展覧会概要
- - 展覧会名: ウィリアム・モンク「Noon Day Night」
- - 会期: 2026年6月30日(火)~8月16日(日)
- - 会場: Paceギャラリー(麻布台ヒルズ)
店舗情報
- - 店名: 九九九(くくく)
- - 住所: 東京都港区六本木7-5-11 カサグランデミワ2F
- - 営業時間: 12:00-18:00(最終入店16:30)
- - 定休日: 月曜日、火曜日
- - 座席数: カウンター8席
- - インスタグラム: @999_kukuku
- - 予約: OMAKASE・食べログ・Table Check
和菓子職人 藤田凱斗のプロフィール
藤田凱斗氏は、三重県の相可高校出身で、芸能史にも名を残す「高校生レストラン」で知られる学校でフランス菓子を志していたが、和菓子職人に転向しました。地元の老舗和菓子店で修行を重ねた後、「九九九」を開店し、わずか10ヶ月でミシュランガイドに掲載されるという快挙を成し遂げました。