第1回IDMシンポジウム「ここから」開催のお知らせ
2025年12月2日、東京都港区にある建築会館で「第1回IDMシンポジウム『ここから』」が開催されます。このイベントは、IDM商空間デザイン研究会が初めて実施するシンポジウムで、「日本と海外のデザインの違い」をテーマにしています。特に、これまであまり語られてこなかった商業デザインの重要性にスポットを当て、その背景を探っていく貴重な機会です。
KTXアーキラボの代表、松本哲哉氏が、国内外のアワード受賞者の一人として登壇することが決まりました。彼はこの分野で多くの評価を受けており、2025年もイタリアの「A’デザインアワードブロンズ賞」、世界的な建築イベント「WAF」での決勝進出、韓国の「K-Design Award」でのグランプリ獲得など、多数の国際的賞を受賞しています。今回のシンポジウムへの招聘も、彼の実績によるものです。
シンポジウムの概要
開催日:
-
日時: 2025年12月2日(火)15:30 – 20:30
-
場所: 建築会館1階ホール(東京都港区芝5-26-20)
プログラム:
-
IDM商空間デザイン研究会: 17:00 – 19:00
-
交流会『the NIGHT』: 19:15 – 20:30
参加費:
- 一般: ¥6,000
- 学生: ¥3,000
このシンポジウムでは、海外アワード受賞経験者とデザイナーたちが集まり、日本と海外デザインの違いについて議論します。また、グローバルなデザイン活動を展開するための戦略についても意見交換が行われ、参加者には新たな視点を得る機会があるでしょう。
デザインとビジネス
松本氏は、「商業空間の設計はビジネスツールである」との信念を持っています。彼の設計する空間は、ただ美しいだけでなく、クライアントにとって収益を生むための強力なインパクトを持つ必要があると考えています。このインパクトが、クライアントの潜在意識を瞬時に引きつける「鍵」となるのです。
そのため、どのようなメッセージを届けるか、またそのメッセージをどのように空間で表現するかが重要です。松本氏は、クライアントと密に連携しながら、これらの問いに真摯に向き合い、ソリューションドリブンなデザインを実現しています。
KTXアーキラボの取り組み
KTXアーキラボは、国内外で高い評価を受けている建築士事務所であり、特に商業環境の設計において優れた実績を持っています。今年度だけでも、17ヶ国で受賞歴があり、建築界のアワードである「WAF」のファイナリストとしても進出しているプロジェクトがあります。こうした背景から、松本氏がシンポジウムに招聘されることとなりました。
おわりに
この機会にぜひ、IDMシンポジウムへの参加を検討していただき、新たなデザインの視点を共に考えることができればと思います。日本のデザインが抱える課題や今後の展望について、松本氏や他のスペシャリストたちと共に意見を交換する素晴らしい時間になることが期待されます。