ニセコの住宅「TAKI」が世界的デザイン賞を受賞　美しい自然との調和を実現

ニセコの住宅「TAKI」がiF DESIGN AWARDを受賞

北海道・ニセコに建設された住宅「TAKI」が、権威あるデザイン賞であるiF DESIGN AWARD 2018のインテリア/建築部門で栄誉を勝ち取りました。この賞は、ドイツに本拠を置くiF International Forum Design主催で、毎年世界中から優れたデザインが選定されるもので、特にその歴史は65年にわたります。

iF DESIGN AWARDの概要

iF DESIGN AWARDは、プロダクト、コミュニケーション、パッケージ、インテリア/内装建築、プロフェッショナルコンセプト、サービスデザイン、建築の7つのカテゴリーから成り立っています。評価は60名を超える国際的な審査員によって行われ、今年は過去最多となる6,400件以上の応募があり、選ばれた作品には名誉あるトロフィーが授与されます。このような背景を持つiF DESIGN AWARDは、“世界3大デザイン賞”の一つとして名を馳せています。

受賞作品「TAKI」の詳細

受賞した「TAKI」は、2017年に完成した外国人向けのリゾート住宅で、ニセコの素晴らしい自然環境との調和をコンセプトにしています。全方位に設けられた大きな窓からは、周囲の豊かな自然が余すことなく取り込まれ、訪れる人々に日本の自然の美しさを存分に味わわせてくれます。建物自体は、滝をイメージしたデザインになっており、エントランス周辺は流れる水のようにデザインされています。これにより、訪れる者にとっては心が洗われるような体験を提供しています。

特に、ニセコは純白のパウダースノーと雄大な自然を求めるスキーヤーたちから人気があり、近年では外資系の高級ホテルやコンドミニアムの建設が進み、観光地としての地位を確立しています。「TAKI」はこのようなトレンドの中で、日本の伝統的な美を取り入れた新しい形の住まいを提供しています。

今後の展望

ヒココニシアーキテクチュア株式会社は、今回のiF DESIGN AWARD 2018の受賞を契機に、日本建築の美しさとユニークさをさらに広めていくことを目指しています。ニセコの大自然と調和したデザインにより、世界中の人々に日本文化を体験してもらうことが期待されます。今後も注目が集まるプロジェクトの一つと言えるでしょう。

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