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60年の歴史が育んだ、新たな感染対策システム「りすくま」

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」の流行は、私たちの生活様式を大きく変えました。企業や公共施設にとって、従業員や利用者の安全確保は、これまで以上に重要な課題となっています。

第一ビルサービス株式会社は、長年培ってきたビルメンテナンスのノウハウを活かし、この課題解決に立ち向かうため、建物環境感染リスクマネジメントシステム「りすくま」を開発しました。

「りすくま」で実現する、データに基づいたオーダーメイドな感染対策

「りすくま」は、建物内の感染リスクを可視化し、最適な対策を提案するシステムです。

「りすくま」は、以下の2つのアプローチで、建物内の感染リスクを分析します。

1. 環境へのアプローチ: 接触面（ドアノブ、手すり、トイレなど）から採取したサンプルを分析し、細菌数を数値化します。オプションとして、細菌の種類の特定も可能です。
2. 空間へのアプローチ: 建物内のCO₂濃度、換気状況、在室人数などを分析し、空間の状態を数値化します。

これらのデータを組み合わせることで、建物内の感染リスクを可視化し、リスクレベルを5段階で色分けした「りすくまっぷ」を作成します。

「りすくまっぷ」は、以下のような効果をもたらします。

感染リスクの高いエリアを特定し、重点的な対策を実施できます。
感染リスクの低いエリアとのバランスを考慮し、建物全体で無駄のない対策を講じることができます。
* データに基づいた具体的な改善策を提案することで、効果的な感染対策を実現できます。

第一ビルサービスの「Team Medical IC」

「りすくま」を開発したのは、第一ビルサービスの「Team Medical IC」です。

「Team Medical IC」は、病院清掃・感染管理システムの研究開発チームとして、医療機関における感染対策の専門性を深めてきました。

単なる病院清掃にとどまらず、医療の域にまで進化した感染管理システムを目指し、病院清掃の専門知識と最新の技術を融合させて、より高度な感染対策ソリューションを提供しています。

第一ビルサービスについて

第一ビルサービス株式会社は、1963年の設立以来、ビルメンテナンス事業を展開してきました。2022年には創業60周年を迎え、現在では指定管理、マンション管理、プロパティマネジメント、コンストラクションマネジメント、観光事業など、幅広い事業を展開しています。

「りすくま」は、第一ビルサービスが長年培ってきた経験と専門性を結集した、新しい感染対策システムです。

安全で安心な空間を提供することで、社会に貢献していきます。

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