ブランド豚の魅力を引き出す新商品
北海道の上富良野町で、地域の特産品であるブランド豚「かみふらのポーク」を使用した新たな商品が発表されました。この商品は、希少部位である「シロ」を用いた『味付けホルモン』で、地域おこし協力隊の熱意から生まれたものです。
商品開発の背景
『味付けホルモン』の開発は、今年3月に上富良野町で開催された「商品開発セミナー」がきっかけでした。地域おこし協力隊の大平さんが「かみふらのポークの魅力をもっと広めたい」との思いを持ってセミナーに参加し、その熱意がプロジェクトのスタートとなったのです。
当社、レッドホースコーポレーションは、大腸部分の処理に手間がかかるために廃棄されがちな部位に着目し、商品化に挑戦しました。希少部位である「シロ」の魅力を活かし、北海道の夏の代表的な料理であるバーベキューにピッタリの『味付けホルモン』が完成しました。それまで多くの課題や困難がありという過程がありましたが、最終的には地域に受け入れられる納得のいく商品が完成したのです。
商品の特徴と魅力
「かみふらのポーク」は、上富良野の大自然に恵まれて育まれた豚肉で、飼育や餌の配合にこだわりがあります。「自分たちが食べたい豚肉を作る」という信念の下、ストレスフリーの環境で育った豚たちです。
開発された『食べられるシロホルモン』は、コリコリとした食感と脂の甘味が特徴で、噛むたびに口の中で広がる旨味が楽しめます。味付けには、子供から大人まで楽しめる味噌味と、程よい塩加減の塩味の2種類が用意されています。これにより、様々な顧客のニーズに応えることができます。
これからの展望
最初の商品が12月12日にふるさと納税の返礼品として登録され、今後、上富良野町内や近隣の店舗でも販売が予定されています。地域のお客様や全国の寄付者にも、この美味しさを届けるために、さまざまな取り組みを続けます。
また、当社では地域の活性化を目指し、今後も多くの自治体と連携し、地域の特性を活かした新しい地元の名物を開発し続けていくとしています。
地域に根付いた魅力的な商品を生み出すことで、地域の食文化の保護や生産者の活動を活性化し、地域全体の食に対する関心を高めていくことを目指しています。新しい地場産品が地域に元気を与えることを信じ、スタッフ全員が一丸となって取り組んでいきます。
まとめ
上富良野町の『味付けホルモン』は、ただのグルメ商品ではありません。地域の人々の想いと情熱が込められた一品です。ぜひ、多くの方にその魅力を体験していただきたいと思います。