建設業界の人手不足を救う外国人リーダーの誕生
建設業が現在、深刻な人手不足に直面している中、株式会社ハンズグローバルが展開する取り組みが注目を集めている。特に、ハンズホールディングスグループの一員である株式会社徳村組では、外国人現場監督者の育成に力を入れており、6月14日に実施された「2級建築施工管理技士」の第一次検定で、4名の外国人社員が見事合格を果たした。
この試験は、合格者の多くが実務者から成り立っており、日本の建設業界特有の専門知識が要求されるため、簡単なものではない。実際、日本人であっても合格は容易ではないのだが、外国人社員たちはこの挑戦に成功した。
初挑戦での合格、しかも驚異的なスピード
特に3名の合格者は、日本に入国してからわずか8ヶ月という短期間での成果であり、在籍期間の短さがこの試験でもアドバンテージとなった。彼らは、株式会社ハンズグローバルおよび大東建託が共同開発した外国人材向けの育成プログラム『まこパス』を利用し、知識を効率的に吸収したことが、合格への大きな助けとなった。
『まこパス』の特徴と効果
『まこパス』は、外国人技術者が日本の建設業界で国家資格を取得するために特化したプログラムであり、2016年の提供開始以来、多くの外国人を支援してきた。特に、試験を受ける前に行った1週間の直前合宿では、日本語力を向上させるだけでなく、専門用語や過去問に対する理解も深めたという。
合宿に参加した合格者のベトナム国籍のハー ヴァン タンさんは、「日本とベトナムでは、法律や専門用語が異なるため、最初は非常に難しかった。しかし、毎日コツコツ勉強を続け、両国の違いを理解することを意識しながら進めました。将来的には、自分で管理できる現場を増やし、様々な経験を積みたい」と述べた。
外国人社員の資格取得がもたらす意義
外国人社員が「建築施工管理技士」資格を取得することによって、いくつかの重要な利点が生まれる。まず、現場責任者である主任技術者の育成が促進され、工事対応力を拡大。新たな人材が加わることで、会社が任せられる工事の幅も広がるだろう。
次に、日本の厳しい施工基準を理解したプロが現場を監理することで、施工品質の向上が図られ、クライアントに対する安心感も生まれる。さらに、高度な技術と日本語力を持った「外国人リーダー」の輩出は、今後の日系企業の国際化に向けても重要な意味を持つ。
今後の展望
合格した4名は今後、「2級建築施工管理技士補」として実務経験を積み、さらなるステップとして「1級建築施工管理技士」の資格取得を目指す。そんな彼らは、日本の建設業界を支える重要な役割を担うことになるだろう。
ハンズホールディングスグループでは、今後も多くの外国人社員が業界で活躍できるよう、教育プログラムの充実に努め、次世代のリーダーを輩出する取り組みを続けていく方針である。
株式会社ハンズグローバル概要
本社所在地:東京都千代田区外神田三丁目12番8号住友不動産秋葉原ビル17階
代表者:徳村 有聡
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ハンズグローバル