通販業界の実態調査
2013-08-28 14:00:05
通販事業者が語る!エルテックス調査が明らかにしたないしょの悩みとは
株式会社エルテックスが発表した「通信販売事業関与者の実態調査2013」の第2弾では、通販業界の実態と、関与者が直面する問題が浮き彫りになりました。この調査は、通信販売事業に携わる担当者による実態の集計と分析を行い、業界における課題や悩み、また通販・EC支援システムに対する意識を探ることを目的としています。
調査の背景と目的
エルテックスは、2000年から通販システムの開発を行っており、通信販売市場は年々拡大しています。たとえば、2011年度には通販市場が5兆円を突破し、前年比で9.0%の増加を記録しました。このような活況の中で、エルテックスは業界の実態を把握するための調査を実施しました。
調査では、「通販事業全般の課題」や「困り事・悩み事」、さらには「通販・EC支援システムの不満点」などを集計しました。今回の発表では、特に通販システム導入時の重視すべき点や関与者の不満に焦点を当てています。
通販・ECシステム導入時の重視点
調査の結果、通販システムを導入する際に最も重視されているのが「導入や運用のコスト」で、47.3%の担当者がこの点を挙げました。次いで、35.8%が「スタッフの技術力」を重視し、さらに機能の充実度も重要視されています。これは、システム提供者に対して、コストだけでなく質の高いエンジニアリングや機能も求める意識が高まっていることを表しています。
システムへの不満
一方、調査対象者の約39.4%が通販支援システムの管理者ページに不満を持っており、その不満の理由としては「自分の作業に関係のないメニューが多い」(32.6%)や「メニューや言葉がわかりにくい」というものが挙げられました。このような情報は、通販システムのユーザビリティーがいかに重要であるかを示唆しています。皆が快適に使用できる環境が整っていないため、結果として業務の効率化が妨げられてしまう懸念があるのです。
結論と今後の展望
「通販事業関与者の実態調査2013」は、通販業界の様々な悩みや課題を洗い出しました。これらのデータは、今後の通販システムの改善や運営方針の調整に役立てられるでしょう。エルテックスは、この情報をもとにさらなるサービスの質の向上に努めるとしています。
この調査結果は、通販業界の方々にとって非常に有意義な情報源となることが期待されています。エルテックスは、今後も業界のニーズを捉えた研究を続け、通販事業における課題解決に貢献していくとしています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社エルテックス
- 住所
- 神奈川県横浜市保土ケ谷区 神戸町134番地横浜ビジネスパーク イーストタワー 14階
- 電話番号
-
045-332-6655