ポーラ化成が新プロジェクト“me-fullness”を立ち上げ、自分自身を満たす世界を目指す

ポーラ化成が新たに始動、プロジェクト“me-fullness”の全貌

ポーラ化成は、自分自身の能力を最大限に引き出すことを目指した新しいプロジェクト「me-fullness」を発表しました。このプロジェクトは、心(mind)と体(body)が調和した状態を重視し、自身を満たすことの重要性を提唱しています。

“me-fullness”とは？

この言葉は、心と体がともに充たされる状態を示す造語であり、現代社会におけるリラックスや集中、最高のパフォーマンスを発揮することの難しさに着目しています。ポーラ化成では、さまざまな問題を抱える人々の声に耳を傾け、機能性や生活の質を向上させることで、自分自身をもっと知る手助けをしようとしています。

スマートフォン向けアプリの開発

この度、プロジェクトの第一弾として、スマートフォン向けのアプリが開発されることになりました。このアプリは、ユーザーが自身の心と体の状態を把握するための機能を備えており、具体的には顔の動画を用いて心身の状態を推定することができます。また、化粧品の感触を元にした触覚研究から得られたデータをもとに、五感を通じた体験プログラムも構築しています。

例えば、集中力を高めたいときには頭をシャキッと活性化させるメニューや、仕事の後にリラックスして思考を落ち着けるためのプログラムなどが用意されています。実証試験の結果、多くの参加者が心身の切り替えを実感しており、今後は一般向けにもリリースが予定されています。

オープンイノベーションの取り組み

“me-fullness”プロジェクトでは、さらなる技術の進化を目指したアプローチも重要視されています。睡眠や脳の活動、メンタルヘルスやパフォーマンスに関する分析技術の向上や、食、香り、スポーツなどを通じた体験メニューの拡張が期待されています。このため、特別顧問として小沼敏郎氏がプロジェクトに参加しており、彼の豊富な経験を活かしてオープンイノベーションを進めていきます。

小沼氏は、「ウェルビーイング」という新しい価値観を基盤に、さまざまな領域での創造を導く役割を担っています。彼のリーダーシップの下で、ポーラ化成の技術と社会で求められるニーズをつなげ、生活を豊かにするためのプロジェクトが進行中です。