日販アイ・ピー・エス、第5回東京版権説明会に出展
日販アイ・ピー・エス株式会社は、2024年11月6日(水)と7日(木)に東京都新宿区で行われる「第5回東京版権説明会」に参加することを発表しました。このイベントでは、国内外の出版社が集まり、翻訳出版権などの商談を行います。
当社は昨年に引き続き出展し、絵本やビジネス書、文芸書など、幅広いジャンルから91タイトルを取り扱います。詳細なラインアップは公式ウェブサイトで確認可能です。
開催される場所は、TKP市ヶ谷カンファレンスセンターの7階と8階で、イベントの時間は両日ともに10:00から17:00です。日本における出版社の海外展開を支援するため、日販アイ・ピー・エスは確固たる姿勢で挑みます。
出版流通代行サービスの実績
日販アイ・ピー・エスは、これまでに5,000点を超える紙出版物の流通支援を行ってきた実績があります。当社が提供する『出版流通代行サービス』では、日本の出版物を海外に輸出したり、逆に海外の出版物を国内に導入したりしています。このサービスは、特に小規模な出版社が抱える多くの課題を解決することを目的とし、1996年からスタートしました。
当社は、取引先として180社以上を持ち、多国籍企業から小規模な出版社まで幅広く対応しています。2023年度には、Amazonランキングで首位を達成したベストセラーを含む約150点の新刊流通を支援し、業界内での評価も着実に高まっています。具体的なサービス内容としては、書籍や電子書籍の流通、バックオフィス作業の代行、販売分析に基づくターゲティング、販促イベントの企画、次回刊行に向けたフィードバックなどがあります。
会社の理念と今後の展望
日販アイ・ピー・エスは、日販グループの一員として、海外事業の推進を行っています。「人と文化のつながりを大切にし、心の豊かさを届ける」という理念のもと、さまざまな挑戦を行っています。また、2023年には自社出版レーベル「ヴォワリエブックス」として中華古風BL『千秋』の日本語版を発売し、新しい市場へのアプローチにも取り組む姿勢を見せています。
今後も、イベント出展を通じて、国内外の新たなビジネス機会を模索し、質の高い出版物を世界に広めていく意向です。これは「良質なコンテンツを海外に届ける」という使命感から生まれた戦略でもあります。
参加者への案内
「第5回東京版権説明会」の詳細情報は、公式ウェブサイトで確認できます。 ぜひ、日販アイ・ピー・エスのブースにお立ち寄りください。出版の未来を共に考える貴重な機会です。