セーラー万年筆、7年連続の栄光
日本の筆記具メーカー、
セーラー万年筆(社長:町克哉)が、2024年8月号のアメリカの有名雑誌『PEN WORLD』で、読者投票により高い評価を受けたことが発表されました。この受賞は、彼らの自社工場がある広島県呉市で製造される万年筆によるもので、なんと7年連続の栄誉となります。
読者の支持を受けて
セーラー万年筆は、国内外の多くの筆記具ブランドが競い合う北米市場においても、特別な存在感を放っています。特に、万年筆のペン先は一つひとつ手作業で仕上げられており、その精緻さが多くの顧客から支持を受けています。この製品は「
Best Writing Experience」(最も書き心地の良い万年筆)というタイトルを過去に6度も受賞しており、「
Every Day Carry」(毎日使いたい万年筆)も含めて7年連続で受賞を果たしました。この驚くべき成果は、万年筆の技術革新とその品質への信頼の証です。
万年筆の性能と魅力
セーラー万年筆が誇る
21金ペン先は、その独自技術で実現されています。一般的に14金や18金が多く使われる中で、21金は弾力性をもたせており、筆圧がかかってもペン先の切れ込みが開くことはほとんどなく、インク切れの心配がありません。
また、そのペン先は「しなる」ように滑らかに書けるため、書く際のムラを感じさせない優れた書き心地を実現しています。「
フェザータッチ」と称されるその快適さは、万年筆の原点とも言える書き味で、多くのユーザーからの高い評価に結びついています。
『PEN WORLD』とは
『PEN WORLD』はアメリカで発行される高級筆記具に特化した雑誌で、発行部数は19,500部に達し、主にアメリカ国内で82%の読者に支持されています。この雑誌の