菌・ウィルスに関する意識調査
2009-08-06 10:42:52
パナソニックの調査で分かった「菌・ウィルス」意識の高まりと実態
パナソニックの意識調査から見える「菌・ウィルス」対策の現状
2023年6月23日から26日までの期間、パナソニックのアプライアンス・ウェルネス マーケティング本部は、東京都や神奈川、千葉、埼玉に住む20歳から59歳の男女400名を対象に、菌やウィルスに関する意識調査を実施しました。調査の目的は、新型インフルエンザの影響を受けて、人々がどのように菌やウィルスに対する意識を持っているかを探ることにありました。
調査結果の要点
調査結果によると、菌やウィルスに対して気を配っている人は8割以上に達し、ここ一年でその割合はなんと2倍に急増しています。この背景には新型インフルエンザの流行が影を落としており、多くの人が身近な健康リスクとして菌やウィルスを意識するようになっています。ですが、対策を講じていないという人も約7割を占めており、特に気になる理由には「面倒」や「気にしていない」という声が多く見受けられます。
子供を持つ親の意識と実態
特に注目すべきは、子供をもつ親の意識です。菌やウィルスに対する不安が高い一方で、床上に存在する可能性を認識していない親が多いことが分かりました。具体的には、幼い子が歩き回る「床上」に菌やウィルスが潜むことに気付いている親はわずか20%に留まっています。これは、子供の健康を守ろうとする親としての責任感と実際の行動とのギャップを示しており、意識のアップデートが求められています。
菌・ウィルス対策への投資
さらに、菌やウィルス対策にお金をかける姿勢も浮かび上がりました。調査に参加した中で、約6人に1人は対策に5万円を費やすことができ、20人に1人は10万円をかけられると回答しています。経済状況が厳しい中でも、健康への投資を惜しまない意識がうかがえます。
空気清浄機の需要上昇
最近の調査では、空気清浄機の人気も高まっています。半数近くの人がすでに空気清浄機を使用しており、未所持の人の約8割が今後の使用に興味を示しています。これは、室内の環境を清潔に保つための強いニーズを反映しており、今後ますます需要が高まることが予想されます。
調査の総括
この調査から浮かび上がるのは、菌やウィルスに対する意識の向上と同時に、対策に対する不安感が伴っているということです。人々が恐れる菌やウィルスの存在をしっかりと理解しつつも、具体的な対策については迷いや無関心が見受けられる現状。特に子供を持つ親にとっては、より意識的かつ積極的な対策を講じていく必要があります。バランスの取れたアプローチで、日々の生活をより安全にする工夫が求められているのです。
会社情報
- 会社名
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パナソニック株式会社
- 住所
- 大阪府門真市大字門真1006
- 電話番号
-
06-6908-1121