日常のキャンパスが旅の舞台になった理由
最近、株式会社エイチ・アイ・エス デザイン アンド プラスが手がけたWeb CM「#旅するキャンパス」が「AICHI AD AWARDS 2026」で広告賞と新人賞を受賞しました。このプロジェクトは、学生に新しい旅の体験を提供することを目的としており、その実現のために東京成徳大学からの全面協力を得て制作されました。なぜ、この作品がここまで評価を受けたのでしょうか?
学生が感じたリアルな旅の瞬間
「#旅するキャンパス」は、100人の学生が大学内で海外旅行を疑似体験するという斬新な試み。図書館が旅行カウンターに、グラウンドがリオのカーニバルに、体育館が台湾のランタン祭りに変わる様子は、日常から非日常への変貌を如実に示しています。また、学食がアジアのナイトマーケットに変わる様子も印象的です。
このように、リアリティを追求して施設をコンテンツに取り込むことで、大学のPRを広告色を抑えた形で実現した点が好評を得た理由の一つです。この手法によって、学生たちの活き活きとした表情が映し出され、視聴者に旅の楽しさや新たな発見の価値が伝わります。
実践的な学びの場の提供
さらに、このプロジェクトは単なる映像制作に留まりません。学生たちはプロと協力し、一部のブース企画や予算管理、PR動画の制作までを経験しました。このプロジェクトを通じ、実際のビジネスシーンを学ぶ貴重な機会を得られたのです。
音楽と映像が生み出す情熱
楽曲には人気バンドKlang Rulerの「ふめつ」が用いられ、映像の世界観を一層引き立てています。この楽曲が流れることにより、視聴者は映像に没入し、学生たちのリアルな感情や熱量を感じ取ることができます。また、企画段階から学生たちも参加しており、演技ではない「リアルな表情」を通じて、視聴者との心のつながりを深めています。
SNSでの反響
公開後は、SNSで大きな反響があり、再生回数は2026年8月末時点で1,500万回を突破しています。この数字は、作品が多くの人々の心に響いた証拠でしょう。ぜひ、受賞動画をご覧ください:
受賞動画リンク
AICHI AD AWARDSについて
「AICHI AD AWARDS」は中部圏でも指折りの広告賞で、一般社団法人愛知広告協会が主催しています。豊かな発想と確かな訴求力を持つ作品が表彰され、クリエイターたちにとって名誉ある賞となっています。ファイナリストはオンラインで選考され、最終審査を経てグランプリや新人賞などが決定されます。
受賞者の声
プロジェクトの監督である濵屋丈は、自身の感謝の気持ちを語り「生身の熱量でリアルな旅の体験を届けられた」と述べました。200名以上の関係者の協力によって成功したこのプロジェクトは、広告の未来を示す一歩となったと言えるでしょう。
今後の展望
株式会社エイチ・アイ・エス デザイン アンド プラスでは、「#旅するキャンパス」の成功を踏まえ、今後も大学や専門学校、中高等の学校PR動画や体験型企画に取り組む方針です。教育機関でのニーズも多様化する中、オープンキャンパスの告知方法や学生の魅力を引き出す方法に柔軟に対応していくとのことです。
このように、教育機関や企業に向けた新たな提案を行うことで、未来の学生と社会が持つ新しいビジョンを一緒に探求していく姿勢が印象的です。このプロジェクトが今後、どのような展開を見せるのか、目が離せません。