岡山大学が開催した在学生と副学長の懇談会の詳細報告

岡山大学では、2024年12月17日と19日に在学生と教学担当の菅誠治理事・上席副学長との懇談会が開かれました。これは、在学生が教育に関する意見や課題を直接副学長に伝えることで、大学の教育改善を目指すために企画されたものです。

まず、12月17日に行われた学部生との懇談会には、各学部から選ばれた学生12人が参加しました。テーマは「授業の履修」「教養教育科目」「大学関連ニュース（授業料の値上げ、女子枠など）」です。この討論では、学生たちから積極的に意見が発言され、菅副学長は「履修登録単位数の上限について気にしていたか？」や「健康・スポーツ科学の科目を履修したことがあるか？」といった具体的な質問を投げかけました。

参加した学生からは、研究室配属が単位やGPAに影響するため、履修登録を上限近くまで行っているという意見や、スポーツ演習でのバレーボールの楽しさを語る声もありました。特に「運動ができて楽しいため、人気科目である」との発言から、教育内容への満足感がうかがえます。

続いて、12月19日は大学院生との懇談会が開催され、博士課程の在校生10人が参加しました。ここでは「大学院共通科目」や「支援施策」、「授業料の値上げなどの大学関連ニュース」が議論されました。教学企画室の和賀崇准教授が「本学が目指す博士人材像」について説明を行い、菅副学長は「大学院共通科目について満足しているか？」などの質問をしました。

大学院生からは、他専攻の学生とのディスカッションが有意義だったとの意見や、研究時間の確保についての意見もあり、多様な視点が持ち寄られました。懇談会は参加者が笑顔を交えながら意見を交わす活発な場となり、今後の大学の方針に対する期待感も表れました。

参加者からは、特定の問題についての取り上げや、学部学生と大学院生との座談会の開催など、共に未来を考える意見が多く寄せられました。このような対話の場が、岡山大学のさらなる発展に寄与することが期待されます。

岡山大学は今後も地域の中核としての役割を果たすことを目指しつつ、教育・研究に力を入れていく方針です。公式ウェブサイトや関連情報をチェックし、岡山大学の活動に注目してください。さまざまな施策やイベントが計画されており、地域社会との連携も強化されつつあります。

最後に、岡山大学は国連の持続可能な開発目標（SDGs）を支援しており、地域の未来を共に創造する努力を続けています。今後も学生と大学が共に成長し、充実した教育環境が整備されることが期待されています。