小谷村ファンミーティングで魅力を発信！自然と人が織りなす交流の場

小谷村ファンミーティングで地域の魅力発信

長野県の小谷村は、自然豊かな環境の中で人々の交流を深めるファンミーティングを開催します。このイベントは、村の魅力を知ってもらい、関係人口を増やすことを目的としており、特に2018年には2回行なわれました。

栂池自然園でのファンミーティング

最初のファンミーティングは、2018年9月15日から16日にかけて、国立公園である中部山岳国立公園の栂池自然園で行われました。参加者は5組程度で、宿泊先は栂池山荘でした。このビュースポットは、日本でも有数の高層湿原が広がっており、多様な動植物が生息しています。

ファンミーティングでは、参加者同士が小谷村の未来について自由に意見を交換し、村づくりにどう活かすかを考えました。特に、今後の発展に向けてどのような取り組みが必要かについて、さまざまな視点から意見が交わされました。

鎌池を楽しむための第二回ファンミーティング

続いて、9月29日から30日には「おたりを満喫し隊！」というテーマで会が開かれ、こちらは20名程度の参加者が集まりました。宿泊先は土倉移住おためし住宅で、参加者には自然を満喫するツアーが提供されました。

鎌池は、四季折々の美しい景色が楽しめる場所として知られ、多くのカメラマンが訪れます。晴れた日にはその美しい景色が水面に映り込むため、参加者には大変喜ばれました。また、朝の時間帯には神秘的な霧が立ちこめ、特別な風景も堪能できました。

小谷村の未来を見据えて

小谷村では、特産推進室の細澤係長と栗田主査が地域の魅力を伝え、関係人口を増やすことについて力を入れています。彼らの目標は、5年後、10年後に選ばれる村になることです。そのために、村外の人々と交流し、意見を共有する場を設けています。

「私たちは、小谷村を知っているが未訪の方々との繋がりを強化し、さらなる交流を促進したい」と細澤係長は話します。さらに栗田主査は「ふるさと納税を通じて多くの方に支えられている実感がある。これからも人々とのコミュニケーションを続け、何が必要かを探求していく」と語ります。

このように、ファンミーティングはただの集まりではなく、小谷村の成長のための基盤をつくる重要なイベントです。出会った人々との意見交換が、村の未来を明るく照らすことでしょう。