60代の断捨離事情
2025-06-20 16:21:26

60代女性の心のスッキリを求めた断捨離®事情に迫る

最近の調査によると、60代女性の間での断捨離®の浸透が顕著です。株式会社宝島社が発行するファッション雑誌『素敵なあの人』は、読者131人を対象に行ったアンケートで、約77.9%の回答者が断捨離®の経験があると報告しました。具体的には、日用品や衣類といった物が主な対象となっています。これに伴い、多くの回答者が「家にあるものが多すぎる」と感じ、長年使用していないものを整理したいと考えていることが分かりました。

断捨離®の目的や結果としては、心の整理やスッキリ感が挙げられ、物理的な整理だけでなく、精神的な解放感を求める声が多く聞かれました。特に「気持ちや心がスッキリした」との回答が非常に多く、心の健康にも良い影響を与えている様子が伺えます。

また、具体的な断捨離の方法として「捨てる」が42.8%で最も多く、次いで「売る」が28.9%と続きました。この結果からも、自分にとって不要なものは他人にとって価値があると感じる人が増えていることが分かります。これにより、メルカリなどのフリマアプリ利用が進むことで、よりスムーズに不要品の処分が行える可能性が広がっています。

調査結果は他にも、60代女性の約9割が「家に不要品がある」と認識し、さらに半数近くが家の3割以上が不要品であると感じています。これは、60代女性が過去の購買行動によって不要になった物が多く存在していることを示しています。

調査を行った『素敵なあの人』の編集長、神下敬子氏は、60代は消費の中心でありながらも整理整頓を望む強い意識があると分析しました。また、物の処分方法についての考え方も変化してきていて、捨てることへの抵抗感が薄れ、必要な人に渡すことへの理解が深まってきているとのことです。これにより、消費活動も活発になるのではないかとも述べています。

このように、60代女性の断捨離®のトレンドは今後も続くことが予想されます。物の整理が精神的な余裕にもつながるという観点から、断捨離®が広がることで、多くの人が快適な生活を手に入れられるのではないでしょうか。さらに、宝島社は今後もこのブームに乗って、断捨離®に関連する書籍や特集を展開していく予定です。

例えば、2023年10月には『シニアの断捨離 決定版』、2025年には『60歳すぎたら持っておきたい100のもの』などが発売される予定で、これらの書籍ではより具体的な方法や考え方が紹介されることでしょう。読者のニーズに応える内容となることが期待されます。

断捨離®は単なる物の整理にとどまらず、心の整理や新たな生活スタイルの提案でもあります。今後も60代女性たちが自発的に行動し、より良い生活を送る手助けとなる情報が提供されることを楽しみにしたいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社 宝島社
住所
東京都千代田区一番町25番地
電話番号

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