心とは何か?新刊『心の科学』が示す新たな視点
信州大学の森山徹准教授と、人気生物ライターの平坂寛が共著で贈る新刊『「心とは何か」を5文字で説明してみた。 ちょっとだけ生きやすくなる、心の科学』が、2026年11月6日に発売される。この本は、心の本質を探求し、さまざまな生物の行動を通して理解を深めようという試みを持つ。
心の科学への旅
「心」とは一体何か?この問いは古くから哲学や心理学の分野で議論されてきた。著者たちは、様々な生き物を取り上げ、科学的な実験を通じてこの難解なテーマに挑む。本書では、ダンゴムシやタコ、ミナミコメツキガニ、オオグソクムシといった多様な生物の行動を観察し、それを基にして心のメカニズムを探る。その過程を通じて、読者が心の構造について新しい視点を得ることができるよう工夫されている。
誰におすすめ?
本書は、幅広い読者層に向けて書かれている。生き物が好きな人や自然科学に興味のある中高生、大学で研究テーマを考えている学生、不自由さを感じているすべての人たちにとって、心の理解が深まるきっかけとなる。特に、数学や統計の知識がない読者でも理解できるように対話形式で進められ、難解な概念がわかりやすく説明されている。
各章の内容
第1章: ダンゴムシの心理
本章では、ダンゴムシを題材に「心とは何か」を探求する。脳波を測定する方法やカウンセリングの手法を用いずに、イレギュラーな行動を通じて心の存在を考察する。研究の過程で明らかになった「心の面白さ」についても言語化される。
第2章: タコとカニの意識
心と意識は果たして同じものなのか。本章では、タコやカニを研究対象として、個体による心の現れや、群れに意味があるのかなど深い問いが提示される。生き物の行動に潜む心の動きを知ることができる。
第3章: 5文字の答え
本書のクライマックスであるこの章では、著者が心を5文字で説明する挑戦に取り組む。「石にも心がある」といった発想が取り上げられ、AIを使った心の再現についての考察も行われる。生き物と心の関係性についての深い洞察が読み解かれる。
著者プロフィール
森山徹
信州大学繊維学部の准教授で、動物行動学や心理学を専門としている。幅広い生物について研究し、心の科学を探求中。
平坂寛
人気生物ライターであり、YouTubeチャンネルの登録者数は103万人を超える。独自の視点で生物の魅力を発信している。
まとめ
心の本質に迫るこの新刊『心の科学』は、多くの人にとって新たな気づきをもたらす一冊である。心についての興味を深め、自身の生き方にも影響を与える内容が詰まっている。ぜひ手にとってみてほしい。