大丸松坂屋百貨店が運転前アルコールチェックの効率化を実現

大丸松坂屋百貨店と鈴与シンワート、業務効率化の取り組み

株式会社大丸松坂屋百貨店が、鈴与シンワート株式会社の運転前アルコールチェックおよび検温のクラウドサービス「アサレポ」を導入したことが発表されました。
この導入は、運転前のチェックをデジタル化することにより、業務の効率化を図る試みであり、特にドライバーや管理者の負担を軽減することが期待されています。

導入の背景

これまで、ドライバーのアルコールチェックは従来型のオンプレミスシステムに依存していました。
具体的には、据え置き型アルコール検知器により実施され、測定結果は印字されたレシートとして発行され、上長の押印後に手作業でPCへ転記されていました。このプロセスは、確認日時が不明確であることや、複数の従業員がチェックを行う必要がある場合にタイムロスが生じるといった課題を抱えていました。
そこで、デジタルトランスフォーメーションを図るため、SaaSサービスの導入を決定しました。

「アサレポ」の選ばれた理由

システム選定の際には、ドライバーと管理者それぞれの使いやすさを重視しました。
選考の結果、次のような理由から「アサレポ」を選択しました：
1. ストレスの少ない使用感
2. 外部システムとの連携が可能
3. 機能と価格のバランスが取れている
4. 複数の管理者を設定できる無料登録の利点

特に「アサレポ」は、アルコールチェックと上長の確認をシンプルに一元化できる機能が魅力的であり、オプション機能で必要なサービスの追加も可能な点が評価されました。

導入後の効果

「アサレポ」導入後、記録管理がデジタル化されたことで、業務の効率が大きく向上しました。
これまで紙媒体で管理していたデータが不要となり、課題であった上長の確認日時の不明確さも解消されました。また、以前の据え置き型検知器では、複数のドライバーが同時にチェックを受ける際に発生していた順番待ちの時間が減少しました。
これにより、業務のスムーズな進行が実現しました。

さらに、「あさレポ」のサポートセンターは非常に親切で、質問にも迅速に対応してくれます。サポートへの電話もスムーズであり、ストレスなく利用できている点が非常に助かると感じています。

「あさレポ」について

「アサレポ」は、ドライバーが運転前にアルコールチェックと検温を行い、そのデータをクラウドで一元管理するサービスです。この仕組みにより、酒気帯び運転や発熱時の運転を防止します。

特長としては、AI顔認証によるなりすまし防止、Bluetooth接続可能なアルコール検知器との連携、ビデオ点呼機能による遠隔点呼対応などが挙げられ、利便性が高いサービスとなっています。