ヤマタネ、2025年4月よりカンパニー制へ移行
株式会社ヤマタネは、2024年11月14日の取締役会において、2025年4月1日よりカンパニー制に移行することを決定しました。長年、事業部制で物流、食品、情報、不動産の4事業を展開してきた同社ですが、資本市場の要請に応えるため、経営体制の抜本的な強化に乗り出します。
カンパニー制移行の目的:株価向上と成長投資の活性化
今回のカンパニー制への移行は、大きく分けて3つの目的があります。まず1つ目は、資本コストと株価を意識した経営の実現です。近年、企業は株価への配慮がますます重要となっており、ヤマタネもその流れに沿って、より効率的な経営体制を構築する必要があります。
2つ目は、意思決定スピードの向上と成長投資の活性化です。カンパニー制では、各カンパニーに権限を委譲することで、迅速な意思決定が可能になります。これにより、市場の変化に柔軟に対応し、成長機会を逃さず、積極的に投資を進めることができます。
そして3つ目は、次期経営層の育成です。各カンパニーに責任と権限を与えることで、若手社員の育成を促進し、将来の経営を担う人材を育成していくことができます。
新体制:4カンパニーとコーポレート本部
新体制では、親会社であるヤマタネの事業本部とグループ子会社が一体となって、物流、食品、情報、不動産の4つのカンパニーが設立されます。さらに、コーポレート本部(仮称)を新設し、事業ポートフォリオの管理体制を高度化することで、資本効率を最大限に高め、各カンパニー間のシナジー効果を創出していく計画です。
今後の展望
ヤマタネは、このカンパニー制への移行によって、企業価値の向上を目指します。迅速な意思決定、成長投資の活性化、そして次世代リーダーの育成という3つの柱を軸に、さらなる発展を遂げることを目指しています。今回の改革が、同社の更なる成長に繋がるのか、今後の動向に注目が集まります。
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株式会社ヤマタネ 経営企画部広報担当
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