共同体験を促す音楽の新しい展示
2024年12月10日から27日まで、東京都港区の虎ノ門に位置するソーシャルイシューギャラリー「SIGNAL」にて、佐久間洋司氏がプロデュースする新たな展示『共に在る音楽(Coexisting Music)』が開催されます。この展示は、音楽の持つ存在感やそこから得られる人とのつながりについて探究することを目的としています。
昨年に続く新作企画展
本展示は、先月に開催された『拡張される音楽』の後継となるもので、音楽がインターネットを介して現実の空間に拡張される試みを示します。その中で、聴くことの一回性や、音楽の存在感といったテーマを新たに加えました。特に、参加者がその場で創作に寄与できるインタラクティブな体験を通じて、音楽のメッセージ性を感じてもらうことを目指しています。
多様なアーティストによる作品展示
今回の展覧会には、以前から名前が挙がっている椎乃味醂やフロクロ、sekai、x0o0x_に加え、煮ル果実、原口沙輔、ももえらなど新たな作家も参加しています。これらの作品は、音楽と自己、そして他者とのつながりを感じることができる貴重な体験を提供します。来場者はただ聴くだけではなく、音楽創作の一端を担うことで、自身の存在を認識し、新たな発見を得るでしょう。
開催概要
- - 期間: 2024年12月10日(火)〜 2024年12月27日(金)
- - 開館時間:
- 火〜金曜日: 11:00-23:00(カフェ&ギャラリー、18:00以降はバータイム)
- 土曜日: 11:00-18:00(カフェ&ギャラリー)
- 日・月・祝日は休館
- - 入場料: 無料
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門1丁目2-11 The ParkRex TORANOMON 1F
- - 電話番号: 03-6205-8220
展示期間中の12月21日(土)には、DJイベント「COMMUNE」も開催予定です。詳細は公式Instagramなどで確認できます。
展示に込められた思い
展示を主催する佐久間洋司氏は、「音楽を通じて誰かと共に在ること」の重要性を強調しています。彼は多くの来場者が音楽の創造行為への興味を持っていると語り、音楽が持つストーリーテリングの役割に注目しています。展示を通じて、音楽の存在感を体感し、共にあるという感覚を深める体験を提供することが狙いです。
終わりに
現代社会において、音楽は単なる娯楽にとどまらず、自己表現や他者とのつながりを生み出す重要な媒介として機能しています。『共に在る音楽』展は、そんな音楽を通じて新たな体験を得る場として、多くの人々に開かれています。この機会にぜひ足を運び、新しい音楽体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。