コーチ財団、循環型ブランド「コーチトピア」と連携し、次世代リーダー育成プログラム「Dream Day 2024」開催

コーチ財団、循環型ブランド「コーチトピア」と連携し、次世代リーダー育成プログラム「Dream Day 2024」を開催

コーチ財団は、6月に循環型ものづくりのブランド「コーチトピア」とパートナーシップを結び、次世代リーダー育成プログラム「Dream Day 2024」を開催しました。

「Dream Day 2024」は、コーチ財団が展開する「Dream It Real」プログラムの一環として開催され、気候変動への意識向上と持続可能な未来への貢献をテーマに掲げました。

イベントには、Z世代の活動家、チェンジメーカー、クリエイターが集結し、トークセッションやワークショップを通じて、気候危機への取り組みや持続可能な社会の実現に向けて、熱気あふれる議論が繰り広げられました。

Z世代の活動家と、夢を叶えるための具体的な取り組み

「Dream Day 2024」では、「Dreaming Tomorrow（明日を夢見て）」をテーマに、Z世代のグローバルコミュニティ「コーチトピアベータコミュニティ」のモデルから着想を得た、未来を担う若者たちの創造性を中心にプログラムが展開されました。

参加者は、気候変動問題や社会課題に対して、自分たちがどのように貢献できるのか、そして自分自身の夢を叶えるために、どのような行動を起こすべきかを考えました。また、夢を叶えるための具体的な取り組みとして、コーチ財団が提供する奨学金プログラムや、コーチトピアカタリスト基金の助成金などが紹介されました。

コーチトピアカタリスト基金：次世代の環境リーダーを支援

コーチトピアカタリスト基金は、Z世代が率いる環境NPOや若いリーダーたちの活動に資金とリソースを提供するイニシアチブです。

同基金は、1% FOR THE PLANETとのパートナーシップにより誕生し、コーチトピアは年間収益の1％を寄付しています。

イベントでは、コーチトピアカタリスト基金の受賞者であるEarth Guardians、Black Girl Environmentalist、Maya's Ideas 4 The Planetの代表者らが登壇し、それぞれの活動内容や環境分野における変化について意見交換を行いました。

コーチトピア奨学生プログラム：ファッション業界のサーキュラリティを推進

コーチ財団は、新たに「Dream It Real Coachtopia Scholars Program（ドリームイットリアルコーチトピア奨学生プログラム）」を発表しました。このプログラムは、ファッション業界におけるサーキュラリティ（循環型）の推進やサステナビリティ（持続可能性）に取り組む大学生リーダーたちを支援するものです。

世界中から選抜された10〜15名の奨学生に対して、総合的なサポートを提供することで、彼らのポテンシャルを最大限に引き出し、未来のリーダーへと育成していくことを目的としています。

コーチCEO、トッド・カーン氏のメッセージ

コーチのCEO兼ブランド・プレジデントであるトッド・カーン氏は、次のように述べています。「コーチ財団を通じて、私たちは世界中の何千人もの学生を支援するためのインパクトを拡大させることが可能になっています。今年のDream Dayは特別なものとなりました。それは、私たちのパーパスである“Courage to Be Real（リアルに生きる勇気）”をそのすべての行動の中で体現してくれているDream It Real奨学生とコーチトピアベータコミュニティのメンバー両方に一堂に会ってもらったからです。私は、夢を現実のものにする勇気を持つ学生やヤングプロフェッショナルの人々に畏敬の念を感じずにはいられません。この先、こうした若者たちが、私たちの業界にポジティブなインパクトを与えてくれるのを楽しみにしています。」

コーチ財団の取り組み

コーチ財団は、2008年に設立され、これまで4500万ドル以上を世界中の非営利パートナーに寄贈してきました。

同財団は、2025年までに5千人の奨学生に奨学金を贈るという当初の目標をすでに達成しており、今後もそのコミットメントを再確認し、2030年までに1万人の奨学生に奨学金を贈ることで、そのインパクトを倍増させることを目指しています。

コーチとコーチトピアについて

コーチは、1941年にニューヨークで創立したグローバルファッションブランドです。

コーチトピアは、コーチが展開する循環型ものづくりのブランドであり、地球のより良い未来に向かって構築する、コミュニティ主導型のサーキュラークラフト（循環型ものづくり）の世界です。

コーチトピアでは、80年以上にわたるコーチのレザーに関する優れたノウハウを生かし、Made Circular™のデザイン哲学に従って永く愛される美しいものづくりを行っています。