DXYZが開発した顔認証IDプラットフォームが賃貸マンションに導入

新時代の賃貸生活をリードする「コンフォリア・リヴ東中野」

東京・中野区に新たに誕生する賃貸マンション「コンフォリア・リヴ東中野」。この物件は、東急不動産が手がけるもので、同社の賃貸シリーズ「COMFORIA」において、初の全戸顔認証を導入した「オール顔認証マンション®」として注目を集めています。2025年6月に竣工予定で、入居は2025年7月下旬から可能となります。

顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」とは

このマンションには、ミガロホールディングスのグループ会社DXYZが開発した顔認証IDプラットフォーム「FreeiD」が搭載されます。この革新的なシステムは、鍵や身分証、財布といった多くのIDを顔認証で一元化することが特徴です。顔を登録することで、入退場、本人確認、決済が一つのシステムで行えるという、まさに『顔だけで、世界がつながる。』という思想が詰まっています。

顔認証を利用した新しい暮らしの提案

「コンフォリア・リヴ東中野」は、エントランスや宅配BOX、各部屋の玄関まで顔認証を導入した今までにない新しい居住空間。これにより、両手が塞がっている時でも簡単に出入りができ、さらには高い安全性をも兼ね備えています。このように、最先端のテクノロジーを駆使し、住まう人々の日常生活を一新させる試みが、今多くの注目を集めています。

実際に「FreeiD」を体験した入居希望者からは、認証のスピードや導入の容易さ、今後のサービス拡張への期待が高く評価され、導入が決定しました。DXYZの代表である中西聖氏は、この技術によってリアルとデジタルの融合を進め、より便利なサービスを提供していくことに意欲を示しています。

サステナビリティと利便性の両立

「コンフォリア・リヴ東中野」は、便利な立地で安定した生活空間を提供するだけでなく、サステナブルな暮らしを考慮した設計にも力を入れています。これにより、単なる住まいではなく、時代のニーズに応えるスマートな住環境を提供しています。

具体的には、30戸以上の住戸が揃い、間取りには2Kから2DKまで多種類を用意。鉄筋コンクリート造の地下1階地上3階建てという頑丈な構造が居住者を守ります。交通アクセスも良好で、JR中央総武線「東中野」駅まで徒歩わずか9分、東京メトロ東西線「落合」駅も同様の距離に位置しています。

今後の展望

DXYZの「FreeiD」はこのマンションにとどまらず、オフィスや保育園、ゴルフ場、テーマパークなど、さまざまな場面での展開が期待されています。顔認証決済サービス「FreeiD Pay」や、マイナンバーカードとの連携プログラムも進行中で、デジタル社会の発展に大きく寄与する存在になることでしょう。

ミガロホールディングスは、今後も「FreeiD」を用いたスマートシティの創出を目指し、デジタル化が進む社会においてリアルなサービスを繋げ、新たな価値を提供していくことを誓っています。住まいの概念が変わりつつある中、今後の「コンフォリア・リヴ東中野」に期待が高まります。