部下が動くリーダー
2025-11-11 09:34:27

新刊『部下が自ら動きたくなるリーダーシップ』が示す未来のリーダー像とは

変わりゆくリーダーシップの形



昨今、日本の職場では「関わらないリーダー」が増加しています。これは、仕事における成果や効率を重視するあまり、部下との関係が希薄化し、指示を受けるだけの存在になってしまうからです。指示されたことだけをこなす部下や、ハラスメントを恐れ敬遠されたりするリーダーが多く見受けられます。

新刊の背景と目的



ザ・ホスピタリティチーム株式会社が11月11日に発売する新刊『部下が自ら動きたくなるリーダーシップ』は、こうした消耗型の働き方に対する提言です。この本は、リーダーがどうすれば部下に「あなたのために頑張りたい」と思われるような存在になれるのかを探求しています。

著者の船坂光弘氏は、「ホスピタリティ」は単なる優しさではなく、組織文化の基盤と位置づけています。これをベースに、人々が自発的に動き出すための関係性がどのように構築されるかを示す具体的な思考や行動習慣を紹介します。

目指すべき新しい関わり方



本書は、リーダーシップを「指示・管理・評価」から、部下が自ら動く気持ちを引き出す「関わり方」にシフトさせることを目的としています。具体的には、声がけや面談、フィードバックなどの実践的な方法を提案し、組織が6ヶ月で変わるための「5ステップモデル」を収録しています。これにより、働く人々が喜びと誇りを取り戻し、活き活きとした職場を作り出すことが可能です。

書籍の内容



この本は全5ステップで構成されています。
  • - STEP1(1ヵ月目): ホスピタリティを活かした組織運営を理解し、現場を見直します。
  • - STEP2(2ヵ月目): リーダー自身の思考と行動習慣を見直し、組織はリーダーの鏡であるという理解を深めます。
  • - STEP3(3ヵ月目): 職場の空気をホスピタリティで整え、心理的な安全性の確保を目指します。
  • - STEP4(4ヵ月目): 各メンバーの成長を促進し、チームの未来を共に創出します。
  • - STEP5(5・6ヵ月目): ホスピタリティを用いて成果につながるチーム運営の仕組みを構築します。

著者プロフィール



船坂光弘氏は長野県松本市出身で、大学卒業後にホテルブエナビスタに入社。17年間ホテリエとして現場でホスピタリティを体現しました。2008年に独立し、ザ・ホスピタリティチーム株式会社を設立、ホスピタリティの理念を基にした経営支援を行っています。1,000社以上の企業で2万人以上のリーダーや社員を育成する中で、優れたメソッドを確立し、経営者から高い評価を得ています。

終わりに



この『部下が自ら動きたくなるリーダーシップ』は、リーダー自身が変わることによって組織全体を変革することをサポートする一冊です。ダイナミックに変化する現代の職場で、リーダーシップを考えるための新しい視点を提供してくれることでしょう。働くことの喜びや誇りを取り戻すために、ぜひ本書を手に取ってみてください。

会社情報

会社名
ザ・ホスピタリティチーム株式会社
住所
電話番号

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