劇場でMIX！映画『白鍵と黒鍵の間に』×odessaが実現した革新的なサウンド体験

劇場でMIX！映画『白鍵と黒鍵の間に』とodessaが織りなす奇跡の音響体験

10月公開の映画『白鍵と黒鍵の間に』では、テアトルシネマグループが誇る独自の音響システム「odessa」との異例のコラボレーションが実現しました。その注目すべき点は、プロモーション映像のMIX作業が、なんとスタジオではなく、テアトル新宿の劇場で行われたという点です。

これまでになかった試みとして、odessaのスピーカーを駆使し、映画のサウンドを劇場内で直接MIXすることで、類まれな臨場感を生み出しました。ジャズピアニストを主人公とした本作の世界観を、より深く、よりリアルに体感できる、これまでにない音響体験が実現しています。

odessa：究極の映画体験を提供する音響システム

「odessa」は、劇場ごとに最適化されたサウンドシステムとして、正確な音域と圧倒的な臨場感を特徴としています。単なる高音質再生ではなく、音に包まれるような感覚、体で音圧を感じ取るようなダイナミックな体験を提供することで、作品の魅力を最大限に引き出すことを目指しています。

今回、MIX作業を担当した兼重哲哉氏は、数々の著名アーティストの作品にも携わってきたベテランエンジニア。劇場での作業環境について、「スタッフの方々の『音』に対する情熱に圧倒された」と語っており、その情熱が今回の革新的なサウンド体験に繋がっていることが伺えます。

劇場で響き渡る、最高のサウンド

兼重氏は、当初「リマスタリング」を想定していましたが、作業を進める中で「オプティマイズ」という新たな視点が生まれました。odessaの特性を活かし、サラウンド音源を最適化することで、より深い没入感と臨場感を実現したのです。

「足を運ぶエンターテインメントの醍醐味は『体感』」という兼重氏の言葉が示すように、odessaシアターでは、耳だけでなく、肌で、全身で映画の世界を体感することが可能です。

odessaシアターで体感できる4種類の上映カテゴリー

odessaシアターでは、4種類の上映カテゴリーが用意されています。

odessa theatre: 高域と低域を1つのスピーカーから出力することで、正確な音域を全席で再現。セリフや環境音の細部までクリアに聞こえ、よりリアルで鮮明な感情表現を体感できます。
odessa vol+: 通常のodessaよりも音量を上げた、よりダイナミックな音響体験。全身で音を体感できる、新感覚の音響体験です。
odessa music: ライブハウスのような臨場感あふれるサウンド。カスタムスピーカーとこだわりの設定により、音楽作品の魅力を最大限に引き出します。
Creator’s optimization: 監督や音響スタッフが調整した、クリエイターの意図が反映された音響体験。作品の世界観を深く理解した上での最適化が施されています。

映画『白鍵と黒鍵の間に』：銀座の夜の闇を映し出す物語

映画『白鍵と黒鍵の間に』は、ジャズピアニストを志す主人公が、銀座のキャバレーで起こる出来事に巻き込まれていく物語。池松壮亮さん、仲里依紗さん、森田剛さんなど豪華キャストが出演し、夜の銀座の暗黙のルールや、人間の業を繊細に描き出しています。odessaの臨場感あふれるサウンドが、この複雑な物語をさらに深みのあるものにすることは間違いありません。

まとめ

テアトルシネマグループの「odessa」と映画『白鍵と黒鍵の間に』の融合は、映画体験の新たな可能性を示す、画期的な試みと言えます。劇場でMIXされたサウンドは、従来の映画体験を大きく超える、没入感と臨場感に満ちた体験を提供します。ぜひodessaシアターで、この革新的な音響体験を体感してみてください。