世界最大のバイクシェアサービス「モバイク」が札幌でスタート!
2017年8月23日(水)、世界的なスマートバイクシェアリングサービス「Mobike(モバイク)」が札幌市にて日本初のサービスを開始しました。ローンチイベントは北3条広場で行われ、モバイク・ジャパン株式会社代表や地元の企業の代表者たちが出席し、サービスの展開を祝いました。
モバイクの登場背景
モバイクは、約16カ月で160以上の都市に導入実績を持ち、日本を含む5カ国目の市場に進出しました。このバイクシェアリングサービスは、都市内の交通問題や環境負荷の軽減を目的とし、利用者に費用効果の高い移動手段を提供します。札幌では、観光客や市民が快適に移動できる取り組みが期待されています。
セレモニーの様子
ローンチイベントでは、モバイクの概要についてクリス・マーティン氏がプレゼンテーションを行い、モバイク・ジャパンのアクティング・ジェネラル・マネージャーである木嵜基博氏は、札幌の市民と観光客に愛されるサービスを目指すという抱負を語りました。セレモニーには「株式会社サッポロドラッグストアー」、「株式会社セコマ」、「石屋製菓株式会社」などの地元企業の代表者も参加し、モバイクに対する期待を表明しました。
お祭りの雰囲気を感じさせるセレモニーの中で、法被を着た登壇者たちが装飾されたバイクでデモンストレーションを行いました。
モバイクの仕組みと利用方法
モバイクは、ユーザーがスマートフォンのアプリを用いて自転車の位置を把握し、QRコードで解錠・施錠ができるシステムです。これにより、目的地に簡単にアクセスできます。また、利用後は指定の駐輪場に停めるだけで次の利用者が使用できるため、効率的な運用が可能です。
1.
探す: アプリで近くの自転車を確認
2.
解錠: QRコードをスキャン
3.
乗る: 目的地まで移動
4.
施錠: 駐輪場に停める
このシステムにより、徒歩や公共交通機関では行きづらい場所にも簡単にアクセスでき、移動の自由度が増すことが期待されています。
地域との提携
モバイクは、地域の企業との提携を強化することを目指しています。セコマやサッポロドラッグストアーといった地元の店舗との連携により、利用者にとって利便性の高い環境を整える計画です。石屋製菓から代表の石水創氏も参加し、観光客の利便性向上に貢献することを目指しました。
これからの展望
モバイクは、札幌でのサービス開始を皮切りに、今後日本国内の他の地域にもサービスを拡大する意向を示しています。この新しいバイクシェアリングの取り組みは、観光業の活性化や地域経済の発展にも寄与するでしょう。市民と観光客がともに利用できるこの施設が、札幌の魅力をさらに引き立てることが期待されています。
利用料金について
札幌でのモバイクの利用料金は以下の通りです。
- - デポジット: 3000円
- - キャンペーン価格:
- 8月23日(水)~期間未定: 無料
- 以降: 50円/30分(すべて税込)
さらに、サービスエリアはJR桑園駅から琴似駅までを中心に、今後も順次拡大予定です。
最後に
モバイクの導入は、札幌市民にとって新しい生活スタイルの提案であり、都市の移動手段を進化させる一助となることでしょう。これからの展開が非常に楽しみです。