中小ビルの価値向上を目指す改修モデル事業、第二期募集開始

中小ビルのバリューアップ改修事業、第二期募集開始

国土交通省は、中小ビルの耐震性や省エネルギー性を向上させ、社会課題への対応を目指す「中小ビルのバリューアップ改修投資の促進に向けたモデル調査事業」の第一期採択モデルを発表しました。この事業は、老朽化が進む中小ビルの改修を推進し、その効果を把握・発信することを目的としています。

第一期採択モデルの発表

2023年2月25日から6月17日の間に行われた第一期の募集には、専門家の評価をもとに選ばれた6件の優れた改修提案が採択されました。これらのモデルは、改修による具体的な社会課題への取り組みや、その成果を明示的に示すことを意図しています。採択された具体的なプロジェクトについては、国土交通省の公式ウェブサイトにて確認することができます。

第二期の募集開始

本日から第二期の募集が開始されました。中小ビルについては、以下の要件を満たすことが求められます：

- 規模：延べ面積が3,000坪未満
- 築年数：築20年以上
- 用途：改修前の利用目的が住宅以外であること

この募集は、2023年7月29日から2023年10月31日まで行われ、応募はオンラインで受け付けられます。応募に際しては、詳細な募集要項を国土交通省のウェブサイトで確認することが可能です。

オンライン説明会の開催

さらに、本事業についての詳しい説明を行うオンライン説明会が8月7日と8日の両日にわたって開催されます。興味のある方は、事前申し込みが必要となり、締切は8月5日の18時までです。

このビル改修事業は、中小企業や地域社会の貢献を意欲的に推進し、未来の持続可能な都市づくりの一環として重要な役割を果たしています。改修を通じて価値向上を図ることができるだけでなく、より良い地域環境の創造にも寄与するため、多くの関係者の積極的な参加が期待されます。

詳しい情報や募集状況については、国土交通省の関連ページを訪れて確認してください。